過去ログ - ほむら「幸せに満ち足りた、世界」(まど☆マギ×禁書)
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19:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2014/12/26(金) 15:25:28.39 ID:CbbD4oAx0
>>18

「私は美国久臣の娘で美国織莉子です。
本当に有難うございました」
「い、いえ、ご無事で何よりです」

圧倒的オーラと共に頭を下げられ、ほむらはむしろ恐縮していた。
サイレンの音が聞こえる。別に鉈を持ったピラミッドが襲撃して来る気配はない。

「あーあ、今日のお茶会は延期みたいだねえりか」
「そうだね」

 ×     ×

「この様な事に巻き込んで、大変申し訳ない」

警察署で母親と合流したほむらは、廊下で美国父子から頭を下げられていた。
それに対しては、ほむらの母親も常識的に対応する。
予定が大きく変わったが、実の所は更に大きく変わっていた。

「こっちだ」

ほむらと母親はバス停でバスを降り、手を上げる父親と合流する。
元々、父親の元に日帰りする母親と少々の用事を済ませるだけの予定だったが、
父親の側の予定が変わったために三人で夕食と言う運びになっていた。

「美味しかったの?」
「ああ、こっちで仕事中に見つけた」

ほむらと父親がぽつぽつと言葉を交わす。
入院や一人暮らしもあって、父親とは年頃の娘なりの距離がある。
それでも、わざわざ隣町の風見野に迄移動して
食事に誘ってくれた事に関して多少の言葉を交わす。


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