過去ログ - ほむら「幸せに満ち足りた、世界」(まど☆マギ×禁書)
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18:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2014/12/26(金) 15:19:37.17 ID:CbbD4oAx0
>>17

「ちい、っ!!」

暴漢が立ち上がろうとした所で先ほどの二人の内のもう一人、
肩までの髪がシャギーがかった少女が暴漢の胸板に思い切り鞄を叩き付ける。
ここまでが体感的な一瞬。

「何やってんだこの野郎っ!!!」

次の瞬間には、暴漢は群衆の団子の中でギブアップしていた。

「おお、大丈夫かい?」

大将がほむらに声をかける。

「ええ。な、何よあれ?」

「ああー、例の事件でも黒幕まで暴かれたり、
辞任してからも一市民として意見書とか監査請求地道に出してるからな。
それがきっかけで市議会の議長が
マスコミと百メートル競走してからロックンロールな記者会見やらかしたり。
正しい事をやってたら嫌がる人間もいるって事さ」

「君っ!」

大将がその場を離れた所で、厳しいぐらいの声がかけられた。

「大丈夫かい?お礼は言わせてもらうけど、
あんな危ない事をしたら駄目だ」

それは、美国前議員だった。

「お父様、彼女は私を助けて、ナイフであのまま顔に」
「よし殺そう」
「大丈夫よキリカ」

駆け寄り、怯えを見せて言った織莉子は、
即答したショートカットの友人をいなしながら平静を取り戻した様だ。


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