過去ログ - ほむら「幸せに満ち足りた、世界」(まど☆マギ×禁書)
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2:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2014/12/25(木) 03:58:55.17 ID:DNXgJeXe0
>>1

 ×     ×

目を覚ました暁美ほむらは、少しの間きょとんとしていた。
そこは、自宅マンションのベッドの上。
目覚まし時計が示している時間も程よい朝。

病院ではない、その違和感と共に鳩尾辺りを掴んでいたほむらは、
自分は寝ぼけていたのか、と結論付ける。
確かに、それが当たり前だった日々は長かった。
だから、そんな勘違いをする目覚めがあっても不思議ではない。

着替え洗顔から始まる朝の儀式を一通り終えて
慣れた手つきで用意したトーストのコースの朝食を平らげる。
転校まではもう少し間がある。
本来の予定では既に両親と同居している所だが、親の仕事に予想外の展開があったとかで、
転校後も少しの間、一人暮らしは続きそうだ。

 ×     ×

転校初日、見滝原中学校の廊下を行く暁美ほむらは、
何となく様々な視線を感じる。異性の視線も感じる。

こちらに来る前は女子校に通っていたほむらだが、
それでも、ほむら自身が客観的に情報を分析しても、
自分は美少女の部類に入るらしい。

その意味で、未だ異性に慣れない所のあるほむらにとって、
担任が未だ若い女性である事は少し、安心できる要素だった。


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