過去ログ - ほむら「幸せに満ち足りた、世界」(まど☆マギ×禁書)
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30:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2014/12/28(日) 03:44:12.72 ID:J6W/eviY0
感想ありがとうございます。
もう少し投下します。

それでは今回の投下、入ります。

>>22

 ×     ×

見滝原の夜の街にパトロールに出た暁美ほむらが辿り着いた先は、
ゲームの中の迷宮を思わせる空間だった。
只、だだっ広い空間に高い塀は大量にあるものの、
迷路と言う程複雑な作りではない。

その空間で、暁美ほむらは弓に矢をつがえ、
放たれた矢は赤紫の光を帯びてビームの様に飛び出していく。
矢の当たった魔獣が消滅した。

魔獣と言うと狭い意味でのモンスターを連想させるが、
今この辺にうじゃうじゃいる、暁美ほむらが「魔獣」と呼んでいる怪物は、
造形は人間に近く、長い装束を体に巻き付けた見上げる程に巨大な男性。
基本造形は人間であるが、顔を含めて造形から複雑さが省かれ一部モザイクがかかって見える。
どっちにしろ、まともな生物には見えない代物である事は確かである。

わらわらとほむらに迫る魔獣が、ほむらの矢を受けて次々と消滅していく。
暁美ほむらは、見滝原中学とは違う、学校の制服を思わせる衣装を身に着けていた。
その左腕にはゴツイ鉄に見える楯。

ほむらが、低い姿勢で盾に触れながらざっと振り返ると、
すぐそこまで迫っていた魔獣は静止していた。
魔獣だけではない、ほむら以外の全てが静止している。
ほむらが、手にした拳銃を発砲すると、その弾丸も刻み目が尽きた辺りで空中静止する。
ほむらがもう一度楯に触れると、全ては動き出し、魔獣は9ミリ・パラを叩き込まれて消滅する。


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