3: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/25(木) 16:29:34.58 ID:dxcyqG8x0
男「ま、まただ……またやっちまった……」
男「どうして俺はいつも……恋人をこの手にかけてしまうんだ……!!」
男「この血塗られた真っ赤な服は全て返り血……」
4: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/25(木) 16:30:10.98 ID:dxcyqG8x0
ジジイ「ホッホッホ」
男「その声は!!ジジイか!!」
ジジイ「戸惑っておるようじゃのう孫よ」
5: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/25(木) 16:30:49.94 ID:dxcyqG8x0
―
―――
――――――
「アナタ……愛しています」
6: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/25(木) 16:31:47.18 ID:dxcyqG8x0
ジジイ「それでもワシは!!覚えている!!彼らの微笑む顔が!!忘れられはしなかった!!」
「アナタは一体どれだけの子供たちにプレゼントを渡してきたというのですか!!」
ジジイ「聞きたいかね?昨日までの時点で99822人だ」
7: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/25(木) 16:32:26.79 ID:dxcyqG8x0
「分かりました、私はこの身体を張ってアナタを止めます。アナタもここから先に進みたければ私を殺してお行きなさい」
ジジイ「佳世子……」
「キエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエイ!!」
8: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/25(木) 16:33:18.46 ID:dxcyqG8x0
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―――
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9: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/25(木) 16:34:20.18 ID:dxcyqG8x0
男「忘れねぇ、彼女が居た事を。そして、俺も孫が出来たら話をするんだ。立派な婆さんが居たんだって」
ジジイ「うむ、その美しき心を忘れるでないぞ!」
男「ああ!」
10: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/25(木) 16:34:57.48 ID:dxcyqG8x0
こうしてクリスマスの夜は更けていった
数年後、男は人工授精により自らの胎内に愛する男の子を宿し、彼もまた尿管結石の如く耐え難き痛みの陣痛で亡くなった
彼の意志は受け継がれていく、それは赤き鮮血に染まったサンタクロースという宿命の下に
11: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/25(木) 16:37:20.01 ID:dxcyqG8x0
書き終わった後に言うのもアレだけどゴメン、ちょっと頭変になってたわコレ
でも例えクソSSでも生まれるのに理由なんて無いと思うから、つまりアレだ忘れてほしい
もしお付き合いしていただいた方がいましたら、どうもありがとうございました
12:名無しNIPPER[sage]
2014/12/25(木) 19:01:30.68 ID:6PkYroEWO
タイトルと中身のギャップにわろたwww
13:あぼーん
あぼーん
あぼーん
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