過去ログ - にこ「あんじゅちゃんと素敵な運命」
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22: ◆2KF.0JG/i6/M[saga]
2014/12/27(土) 01:05:56.59 ID:zxcyBmiV0
「生徒会じゃないし、知り合って間もないけどさ」
そんな絵里ににこが顔を背けながら言葉を紡ぐ。
「よく分かんないけど私はあんたの妹なんだし、これからは素直になってくれた方がお姉ちゃんって呼び易いにこ」
全ての感情をリセットするくらい歓喜を生む言葉に、意地を張っていた自分が馬鹿らしくなった。
そう、不器用でも今一緒に居てくれる二人には頑張って素直になろう。
その想いを強く心に刻み込み、笑顔を浮かべて空を仰ぐ。
冬の高い空を照らす太陽が優しく微笑んでいる。
視線を戻すと眼下の太陽も照れ笑いを浮かべていた。
「もうっ! ふざけはここまで。屋上じゃないんだから人の目を気にする行動をすること、いい?」
「了解や」
「任せなさい」
「返事だけはいいんだから。さ、練習を開始するわよ!」
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