15: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/12/25(木) 23:58:55.27 ID:yChSJJaXo
――――――
マミ「……さて。暁美さん、話というのは何かしら」
ほむら「えぇと…その……」
16: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/12/25(木) 23:59:50.56 ID:yChSJJaXo
ほむら「それが…まどかと一緒に過ごすことになってしまって……」
マミ「……もう少し詳しく話してもらえる?」
ほむら「え、えぇ。……24日、クリスマスイブの日にまどかのご両親が揃って家を空けてしまうみたいで」
17: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/12/26(金) 00:00:18.85 ID:uZS+8xJAo
マミ「そうねぇ…ほら、私も1人暮らしだからあまり参考になるようなことは言えないけど……」
マミ「今の暁美さんの考え方じゃダメかなって思うの」
ほむら「考え方?」
18: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/12/26(金) 00:00:46.10 ID:uZS+8xJAo
ほむら「……そうね。私は…まどかのサンタになるんだものね」
マミ「えぇ。……あの、暁美さん?」
ほむら「ありがとう、マミ。何となくだけど、私がやるべきことが見えた気がするわ」
19: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/12/26(金) 00:01:15.19 ID:uZS+8xJAo
ほむら「……他に聞くことはないと言ってすぐなんだけど、当日はどう過ごしたらいいのかしら」
マミ「漫画やドラマなんかだと、相手と一緒にいるだけでいいなんてのがお約束になってるけど……」
ほむら「でも、それは想い合ってる場合だと思うわ。私の場合は…片想いだから」
20: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/12/26(金) 00:01:42.68 ID:uZS+8xJAo
マミ「わかってないわね。今まで両親からだけだったからこそ、意味があるんじゃない」
マミ「初めて家族以外の誰か…それも暁美さんに貰ったプレゼントとなれば、何よりも嬉しく思うはずよ」
ほむら「そういうものなの……?」
21: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/12/26(金) 00:02:11.11 ID:uZS+8xJAo
マミ「プレゼントは…私自身。私と付き合ってほしい…みたいな感じで」
マミ「あっ、もちろん赤いリボンも忘れずに身につけてね」
ほむら「マミ、あなた疲れてるのよ。もう休みなさい」
22: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/12/26(金) 00:02:37.22 ID:uZS+8xJAo
マミ「そうだけど…告白するには絶好の機会じゃない。こんなチャンス、滅多にないわよ」
ほむら「……」
マミ「……まぁ、暁美さんの恋だから…最終的にどうするかはあなたが決めることだけど」
23: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/12/26(金) 00:03:09.42 ID:uZS+8xJAo
マミ「あくまで私の感じたことだから確証はないけれど…少なくとも、友達以上の好意を持ってることは確かだと思うわよ」
ほむら(……確かに、最近のまどかは…何と言うか、私との距離が近いような…そんな気がする)
ほむら(会話をしてるときも、お昼を食べているときも。今日だって大好きと言われ、抱きつかれて……)
24: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/12/26(金) 00:03:41.14 ID:uZS+8xJAo
マミ「……暁美さん?考え込んじゃってどうしたの?」
ほむら「あ…いえ、何でも。告白については考えておくことにするわ」
マミ「そう……」
25: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/12/26(金) 00:04:10.97 ID:uZS+8xJAo
ほむら「……それはそれとして、結局どう過ごせばいいのかわからないままね」
マミ「24日って、終業式の日よね。ショッピングモールでデートでもして、それから鹿目さんの家に行けばいいんじゃないかしら」
ほむら「デート…デート、ね……」
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