過去ログ - 橘ありす「見上げる空は遠いけど」
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14:名無しNIPPER[saga]
2014/12/26(金) 20:12:38.80 ID:pkgmGLlu0

飛鳥「白は正義や希望の色だからね。ヒーローの光には、きっとちょうどいいさ」

ありす「なら、黒は悪役の色なんですか?」

以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2014/12/26(金) 20:15:42.38 ID:pkgmGLlu0

ありす「そうなんですか」

飛鳥「うん。……そうそう、面白いものを見つけたんだ」

以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2014/12/26(金) 20:18:12.79 ID:pkgmGLlu0

そうして案内された部屋の空気は、はっきり異様でした。ほぼ半裸の筋骨隆々とした大男が、包装紙のロールを前にして仁王立ちしているからです。

モバP「さあ、始まるぞ。これを見ないと、厄が落とせない」

以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2014/12/26(金) 20:20:21.01 ID:pkgmGLlu0

そのあとは、すぐ近くにあったフードコートで、苺のクレープを貰いました。……私がねだったんじゃなく、Pさんが奢ってくれたんです。

飛鳥「クリーム、・に付いているよ」

以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2014/12/26(金) 20:24:16.55 ID:pkgmGLlu0

スケジュールが、ある程度整理されたのか。あるいは、遊んでいたバチがあたったのか。非科学的なことですら、信じたくなる気分です。

風邪を拗らせた加蓮さんの繋ぎをしたり、山に向かって歌い出したヘレンさんの回収をしたりと。さっきまでの休みが嘘みたいに、次から次へと仕事が入って来たからです。

以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2014/12/26(金) 20:25:06.57 ID:pkgmGLlu0

仮眠室のベッドは、光さん以外にも、小梅さんや仁美さんと言った、たくさんのアイドルたちで一杯になってました。

起こさないように、抜き足差し足を徹底しながら……。くぅくぅと寝息を立ててる光さんの枕元に、ラッピングされたプレゼントを置きました。

以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2014/12/26(金) 20:29:50.27 ID:pkgmGLlu0

ちひろ「失礼しまーす……ありすちゃん?」

ありす「えっ、ちひろさん?」

以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2014/12/26(金) 20:32:40.36 ID:pkgmGLlu0

プレゼントを配り終えてから、私は事務室のソファで休んでました。
隣のソファや、奥のデスクには、突っ伏して寝てる事務員さんたちがいました。

事務員b「おーい、仮眠交代でしょー」
以下略



22:名無しNIPPER[saga]
2014/12/26(金) 20:34:25.97 ID:pkgmGLlu0

モバP「俺はこのあと、お夜食を配ってから残業だ。帰るなら言ってくれ」

ありす「お母さんに怒られますから。帰るのはやめて、光さんで遊んでおきます」

以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2014/12/26(金) 20:38:11.48 ID:pkgmGLlu0

目覚ましの音がいつもより大きいから、跳ねるように飛び起きました。そのせいで、ごとりとタブレットが落ちてしまいました。
床に落ちたタブレットには、くっきり顔の跡が残ってました。それを見て、少しだけ笑ってしまいます。

ありす「……あ、メール」
以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2014/12/26(金) 20:41:50.31 ID:pkgmGLlu0

黒色に紫の、ラメ入りペンで『サンタは良い子じゃなく、町に来るんだ』と一言。

水色の文字で『人知れず頑張った、ありすちゃんも今日からヒーローだ!』。

以下略



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