過去ログ - 高坂海美「まっすぐなココロで」
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7:名無しNIPPER[sage]
2014/12/26(金) 23:58:52.28 ID:7wAV9mf9o
志保はバッグから一冊のノートを取り出し、去年の様子を記したページを開くと海美に見せました。

「去年は、こんな感じでした」

「これが噂のツリーか〜!」
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 00:01:33.62 ID:znvO6ukzo
志保が落ち着くのを待つ間、海美は聞き忘れたことがないか整理していました。


「そうですね……。あっ!」

以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 00:12:00.80 ID:znvO6ukzo
 さあ、その日がいよいよやって来ました。

風花、志保、海美は揃って小児科病棟のプレイルームへと行くことになっていました。

三人ともサンタ服を着て、プレゼントの入った袋を抱えて子どもたちと対面しました。
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 00:16:38.10 ID:znvO6ukzo
続いて、志保による読み聞かせの時間です。

子どもたちは、志保を囲むように座りました。

海美と風花は、それぞれ膝に子どもを座らせて聞き入りました。
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 00:19:34.98 ID:znvO6ukzo
「あの子、楽しんでくれてたかな?」

「あの俯いていた子ですか?」

「そう、あの子。結局、最後までちゃんと顔を見れなかったんだよね」
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 00:22:52.45 ID:znvO6ukzo
「そうだ……、もう少し休憩時間があるから下にある売店に行ってみるのはどうかしら?」

「え!? いいの?」

「ええ、ずっとここにいるだけじゃ退屈でしょう? 志保ちゃんはどうする?」
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 00:28:00.90 ID:znvO6ukzo
「こんにちは!」

海美は明るく手を振りながら声を掛けました。

子どもは驚き、母親の後ろに隠れました。
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 00:30:08.20 ID:znvO6ukzo
「……あっ!」

海美は瞬時に顔を上げて隣を見ました。


以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 00:32:23.23 ID:znvO6ukzo
「え!? 私たちのこと、知ってくれてたの!?」

四人は一緒にエレベータ―に乗ると、がらんとしたプレイルームで話をしました。

「この子、765プロさんのファンなんです。ねっ?」
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 00:34:45.76 ID:znvO6ukzo
四人で窓際まで移動すると、子どもが二人を見上げました。

「あの、ね……」

「なあに?」
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 00:37:23.98 ID:znvO6ukzo
 親子と別れると、志保はちらちらと海美の方を見ました。

「あはは……、やっぱり、まずかったかな……」

「分かりません。でも、驚きました」
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