29: ◆IWuyJvzLOZKF[saga]
2015/01/01(木) 22:36:57.02 ID:43R1FdOh0
喫茶店に入った上条達は軽く自己紹介すると、美琴について互いに知る情報を共有すべく話し合いを始める。
ちなみにツインテールの少女の名前が白井黒子で、花飾りの少女の名前が初春飾利。
白井が美琴の後輩で、その縁で美琴と初春も友達になったらしい。
今は彼女達も少しは上条に対する警戒心を解いてくれたようで、特に揉めることはなく話は進んだ。
「それじゃあ御坂が姿を消したことはこれまでも何回かあったのか?」
「はい、最初は今からちょうど一ヶ月ほど前。 私の知る限りでは今回で三回目になりますの」
上条が美琴に出会ったのはおよそ三ヶ月前。
それから二ヶ月間は何かと絡まれることも多かったのだが、残りの一ヶ月はまるで姿を見かけなかった。
先日顔を合わせたのは一ヶ月ぶりの再会ということになる。
その一ヶ月間に会うことがなかったのもやはり何か関係があるのだろうか?
「何があったか尋ねても、お姉様はずっと黙り込んだままでして。 お姉様に限ってそんなことはないと思っていましたが、学校の方はその……何か良からぬことに巻き込まれて精神的な傷を負ってしまったのではないかと」
「おい、それって!?」
「いえ、検査をしても多少怪我をしてることを除けば特に異常は見当たらなかったそうですわ。 ただ姿を消していた間に何をしていたかは、結局その後も話してくださらないままで。 お姉様を相手に無理に精神系の能力者を頼ることもできず、最終的にお姉様には学校に行く以外は外出禁止という謹慎処分が下されましたの」
白井の話を聞いて特に美琴の身に何もなくて良かったと思う反面、それだけだったら普段の美琴でも十分にあり得るのではないかと上条は疑問に思う。
上条と美琴が初めて出会ったのもお嬢様には似つかわしくない繁華街だったし、それ以降も完全下校時刻を過ぎてから顔を合わせることがざらにあった。
まさに漫画に出てくるようなテンプレ通りの不良娘。
常盤台のお嬢様といえば並の男子なら大半が気後れしてしまうような高嶺の花だが、美琴のせいで上条には変な耐性が生まれてしまっていた。
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