過去ログ - キョン「エルを俺の嫁にくれ」ルドガー「はぁ?」
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6:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 17:18:24.69 ID:/nwoVYRc0
……それ絶対結婚許す気ねえだろ。
キョンとアルヴィンは視線を合わせて無言で頷きあった。
何だそれ、何処ぞのかつての執事が言っていたのと同じじゃないか、と。そして間違いなくどちらも冗談なんかではないということも、二人にはよくわかっていた。はたしてドロッセルお嬢様は結婚できるのか?

レイア「うーん、お父さんが出す試験かぁ……うちはどちらかと言えばお母さんかな?」
以下略



7:名無しNIPPER[sage]
2014/12/27(土) 17:26:01.59 ID:eP6jJdLr0
テイルズ×ハルヒとは珍しい
期待

関係ない話ですまないが、ルドガーとレイア母はどちらが強いんだろう


8:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 17:32:43.53 ID:/nwoVYRc0
レイアの発言を受けてエリーゼが首を傾げつつ口を開く。

エリーゼ「わたしの場合は……ローエン、でしょうか?」

ジュード「あ、でも僕もエリーゼの相手だったら立ち合いたいな」
以下略



9:名無しNIPPER[sage]
2014/12/27(土) 18:01:30.71 ID:ld3/9XJvO
期待ついでに質問

キョンはもうエクシリアの世界の住人orエクシリアの世界へ呼び出された?


10:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 18:10:29.31 ID:/nwoVYRc0
ジュードはきょとんと首を傾げてから、薄ら笑いを浮かべるキョンに向かってにこりと笑った。

ジュード「うーん、一対一で僕に勝てたら認めてあげるかな?」

キョン「あ、はい、すみません、冗談です。冗談ですからお願いだからその拳鳴らすのやめてもらえませんかね?」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 18:14:28.42 ID:/nwoVYRc0
>>7
わからないです

>>9
「エクシリアの世界へよびだされた」ですかねえ


12:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 18:42:53.85 ID:/nwoVYRc0
エル「ちょっとキョン!そんな弱腰でどうするの?」

エルは腰掛けるベッドで足をぶらつかせながら言った。

キョン「…あぁ、わかってる」
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 18:58:09.07 ID:/nwoVYRc0
強い断言の言葉に女性陣が目を瞬かせる。
一度瞼を下ろしたキョンは次に甘やかさをのせた瞳を覗かせてニカっと微笑んだ。

キョン「まぁ。任せとけって。俺もこの世界にやってきてから一生懸命努力してがんばってきたつもりだ」

以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 19:10:31.70 ID:/nwoVYRc0
ほわほわとしたそこはかとなく桃色の空気となったのを壊してくれたのは、アルヴィンのそんな軽口だった。
流石ブレイカー。彼と隣り合わせに座っていたために肩を組まれたキョンが浅く溜息を吐く。

キョン「おいおい、茶化すなよ。これはだな、人生に関わる大事なことなんだぞ」

以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 19:22:16.47 ID:/nwoVYRc0
エル「ねぇキョン!」

キョン「な、何だ?」

頬を染めたままのエルがどこと無く目をキラキラとさせて唐突に大声でキョンを呼んだ。
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 19:30:53.41 ID:/nwoVYRc0
そして冒頭へと話は戻る。

エル「ルドガーのわからず屋!どーしてアタマゴナシにしか話聞いてくれないの?いいか悪いかは試験で決めるって言ったよね?エル、前にそうルドガー本人から聞いたよ!」

ルドガー「う……で、でもキョンが相手とか…」
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 19:38:52.90 ID:/nwoVYRc0
ルドガー「……本気なのか?キョン」

キョン「………あぁ本気だ、ルドガー。いや、お義父さんか?」

ルドガー「お前にお義父さんと呼ばれる覚えはないっ!」
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 20:07:47.04 ID:/nwoVYRc0
わざわざ言い直したキョンにルドガーは目を細めた。
本気だと取ったのだろう。
此処にはいないエルの実の父親とも相対しているような心地になるキョン。
しかし気持ちから負けるわけにはいかないと、ぐっと奥歯に力を入れて唇を引き締めた。

以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 20:13:03.60 ID:/nwoVYRc0
アルヴィン「…………なんかマジで本気になってね?」

レイア「クランスピア社社長と源霊匣研究者の婿舅の戦い!これは記事にしないとだよね!」

みくる「ふぇぇ〜、ビッグニュースになりますね〜!」
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 20:16:14.98 ID:/nwoVYRc0
訂正

レイア「クランスピア社社長と平凡な高校生の婿舅の戦い!これは記事にしないとだよね!」


21:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 20:29:38.94 ID:/nwoVYRc0
ルドガーは幾つもの試験を出した。数えるのすら面倒だったアルヴィン(審判員)は
最初からその数を数えるのを放棄していたが、隣に座るレイアから先程「50」とか聞こえた気がする。
なぁいつまでやんのコレ?某執事な宰相は200以上の莫大な試験数を課すと言ったらしいが、
それに比べても一般的にこれは。公平な審判員をやれと押し付けられたアルヴィンは、
いい加減キョンの合格を判断するたびに恨めしげな視線を自分へと送ってくるルドガーにうんざりしていた。


22:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 20:55:35.68 ID:/nwoVYRc0
俺を睨んだところでキョンのハイスペックぶりは変わりません。
審判員を俺から変えたとしても結果は変わりません。
かつて普通の一般人だったキョンは、この1年を経てハイスペック医学者となって数段レベルアップしていた。

まず課された家事試験は前述の通り。
以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 21:01:45.69 ID:/nwoVYRc0
出題した試験がことごとく返り討ちになったルドガーは混乱しているらしい。
ぶつぶつと呟いているが、その内容は目に入れても痛くないと言って憚らない愛娘のエルを奪う憎たらしい花婿候補に向けるにしては褒めているだけだ。
段々と自分でもわからなくなってきたルドガーは、最終的にキョンの欠点が何だったかを忘却したらしい。
首を傾げて悩むルドガーを見ながら、アルヴィンは生暖かい視線を彼に向けた。

以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 21:36:03.97 ID:/nwoVYRc0
エル「ルドガー、もういいでしょ!試験は合格だよ!」

ルドガー「……うぅ。だが年の差がっ……」

エル「年の差は…今はアレかもだけど、20年もしたら気にならなくなるし!」
以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 21:50:56.15 ID:/nwoVYRc0
ルドガー「…………」

キョン「そしてお前からの信頼を裏切るつもりもない。エルをけして不幸にはしないと、………今もずっと俺とこいつを見守ってくれている"ハルヒ"と"ミラ"に誓うよ」

ルドガー「………そうだな。お前のことは試験なんか出さなくても俺自身がよく知ってた。どれだけ誠実で人を大切にしてくれるか」
以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 21:52:12.82 ID:/nwoVYRc0
訂正

ルドガー「エルのことを頼んだぞ、キョン」


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