113:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 23:52:23.24 ID:SdAjZjOk0
みく「みくは、遼軍随一の名将、耶律斜軫にゃ!
たとえお前がどんなに強くとも、凛チャンとみくの二人の敵じゃないにゃ!」
凛(みくはいつから、遼軍随一になったんだろう……)
114:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 23:53:37.74 ID:SdAjZjOk0
真奈美「化け物呼ばわりとはな……
しかし貴様ら小娘二人に、この私が倒せると思っているのか?」
ガキン! ブンッ! シュバッ!
115:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 23:54:32.72 ID:SdAjZjOk0
ヒュゥゥゥゥ…
116:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 23:55:15.29 ID:SdAjZjOk0
凛「勝負ありだね。さあ、降伏して」
真奈美「……」
凛「さもないと、まだ生き残っている部下達が死ぬことになるよ?」
117:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 23:56:03.85 ID:SdAjZjOk0
真奈美「わかった。これ以上、部下が死ぬところを見たくない」
凛「賢明な判断だね」
のあ「全軍に、戦闘停止を……」
118:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 23:56:56.16 ID:SdAjZjOk0
真奈美「……私は、遼の軍門に降ることはできない」
凛「どういうこと? 降伏するっていうのは、嘘なの?」
真奈美「知っていると思うが、まだ北漢に仕えていた頃、私は主君を裏切り宋に降伏した。
119:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 23:57:59.03 ID:SdAjZjOk0
真奈美「どうか、首を刎ねてほしい。
そして私の命に代えて、生き残った部下達を逃がしてくれないか?」
凛「本当にそれで良いの?
そもそも宋と遼の戦いは、宋主が燕雲十六州を望んだから起こったものだよ?」
120:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 23:59:15.02 ID:SdAjZjOk0
真奈美「君は優しいのだな」
凛「え?」
真奈美「私ははじめ、耶律休哥という武将は、戦だけが能だと思っていた。
121:名無しNIPPER[saga]
2014/12/28(日) 00:00:17.77 ID:T0GxzHHc0
凛「甘さか……確かに、私は軍人として甘いと思うよ。
契丹族のくせに、女真族に絆されて海東青鶻の旗を掲げていることが何よりの証拠」
凛「でも、私には部族なんて関係ない! 私は遼の蒼茫の為に戦っているんだ!
それが甘さだと言うなら、好きに呼べば良い!」
122:名無しNIPPER[saga]
2014/12/28(日) 00:01:36.87 ID:T0GxzHHc0
凛「……」
真奈美「……どうした? 早くしてくれ」
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