過去ログ - 結衣「この交差点の向こうに君がいるとしたら」
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◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 17:15:57.79 ID:PThDPvzU0
カバンから教科書を取り出していると、珍しく京子が宿題をやる気になっていた。
ちなつ「珍しいですね、京子先輩がそんなこと言うの」
以下略
39
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 17:16:48.16 ID:PThDPvzU0
京子「ちなつちゃーん、お茶おかわりくれー」
ちなつ「それくらい自分でやってくださいよ」
あかり「あっ、じゃあ、あかり持ってくるね」
以下略
40
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 17:17:22.80 ID:PThDPvzU0
京子「……」
ちなつ「……」
結衣「……」
以下略
41
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 17:19:21.32 ID:PThDPvzU0
あかり「お待たせ〜」
京子「おおサンキュー」
あかり「はい、ちなつちゃん」
以下略
42
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 17:44:52.35 ID:PThDPvzU0
ちなつ「あ、私ちょっとトイレ」
ちなつちゃんが席を立つ。
扉を出て姿が見えなくなったとき、ちらっとちなつちゃんを追いかけようかと思った。
以下略
43
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 17:49:48.35 ID:PThDPvzU0
えっ?どういうこと?
驚いてあかりの方を見る。あかりはいつものニコニコした表情じゃなくて、真剣な目をしていた。
結衣「あかり……?」
以下略
44
:
◆K27FRRVqmQ
[sage]
2014/12/28(日) 17:51:26.83 ID:PThDPvzU0
京子が出て行って、部室に私とあかりの二人だけになってから、あかりに尋ねた。
結衣「あかり、さっきの……」
以下略
45
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 17:52:06.98 ID:PThDPvzU0
あかり「……結衣ちゃんらしくないよ」
あかりはまだ真剣な目をしていた。
以下略
46
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 18:01:50.47 ID:PThDPvzU0
あかりに気おされて、何も言えなくなった。
要するに、あかりは普段の私なら京子が出て行った理由も分かる、と言いたいのだろう。
でも、そんなわけないじゃないか。私と京子は長い付き合いだけれど、何でも分かるだなんてことはないし、
同じだけ長い付き合いのあかりが今目の前で言っていることの真意だって分からないのだから。
考えがまとまらないまま、あかりをちらりと見る。
以下略
47
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 18:02:38.45 ID:PThDPvzU0
結衣「当たり前だろ」
そうは言ったけれど、ちなつちゃんの気持ちは私には分かっていない。
一昨日、逃げるように帰っていってしまったことも、昨日連絡をくれなかったことも、
以下略
48
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 18:04:10.36 ID:PThDPvzU0
あかり「あっ、ちなつちゃん、戻ってきたみたい」
結衣「あかり」
あかり「ん?」
以下略
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