過去ログ - 【らぶらいぶ】花陽「自分にできること」
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11:名無しNIPPER
2014/12/29(月) 23:32:10.04 ID:gF/mx5ZQ0


海未ちゃんに認めてもらうために、
少しでも海未ちゃんの力になるために。

それだけの思いで花陽は勉強も運動も部活も頑張った。



「花陽、最近頑張ってるじゃない」

ある日、真姫ちゃんが髪の毛をくるくるといじりながら褒めてくれた。


「ほ、ほんと?嬉しいなあ……!でももっと頑張らなきゃ」
「まったく……頑張りすぎはダメよ?」
「うん!真姫ちゃんは優しいね」
「べ!別に!ただ、花陽が頑張ってると思ったからよっ」


真姫ちゃんは素直じゃないけど、こうして人のことをよく見てくれている。
花陽は真姫ちゃんのそういうところがだいすき。

ふ、と横を見ると少し不機嫌…というか、寂しそうな、なにか不安そうな顔をした凛ちゃんがいた。


「……凛ちゃん?」
「かよちん、今日一緒に帰ろう?」
「うん、いいよ?」


最近走り込みする為に花陽だけ先に急いで帰っちゃっていたから凛ちゃんとは久しぶりに帰る。


「あ、じゃあ真姫ちゃんも一緒にーー」
「だ、だめっ!!」
「凛ちゃん……?」


真姫ちゃんと喧嘩でもしたのかな……?
考えてる暇もなく凛ちゃんは花陽の腕を引っ張る。


「り、凛ちゃん!?引っ張らないで……!」
「かよちんは今日凛と一緒に帰るの!」
「う、うんわかったから……!」


いつもと様子が違う凛ちゃんを見てたら花陽も不安になってきちゃって。
花陽は心の中で誰か助けてって叫んでいた。


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