過去ログ - 【らぶらいぶ】花陽「自分にできること」
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18:名無しNIPPER
2015/01/02(金) 00:10:43.65 ID:MGusHQjM0
………………


「花陽、最近頑張っていますね」

「ほ、本当!?」




凛ちゃんに想いを打ち明けてから一週間ほど経ったある日の放課後練習。

ふいに海未ちゃんが花陽を見て微笑みながらそう言った。


「みんな言っていますよ、最近の花陽は特に頑張っている、と。私も見習わなきゃなりませんね」



そう言って海未ちゃんの優しい手がふわっと頭を撫でる。

嬉しさがこみ上げてきて、思わず海未ちゃんに抱きつきそうになっちゃったけど、そこはぐっと我慢して。

でもやっぱりちょっと頬の緩みは隠せないかも……きっと今絶対花陽変な顔してるよ〜…!




「ですが、頑張りすぎはいけませんよ?適度な休息もきちんととってくださいね?」

「はいっ…!えへへ、海未ちゃんありがとう」



褒めてくれるだけじゃなく、体を気遣ってくれる海未ちゃんの優しさにまた頬が緩む。

今日の花陽は世界で一番幸せな気がしますっ
大袈裟じゃなく、本当に!



素直にありがとう、と気持ちを伝えると

「い、いえ!当たり前のことを言っているだけですから……」

と、顔を赤くする海未ちゃんも可愛くて。
もっと頑張りたいなって思ったんだ。





「そういえば……穂乃果と絵里と希が来ていませんが…誰か何か聞いていませんか?」


「ことり穂乃果ちゃんと一緒にいこうと思ったらもう居なくて…」

「絵里は今日学校に来てなかったわ。希も午後からいなかったし……」

「にこちゃん、2人に何かあったのかにゃ?」

「何かあったらにこちゃんが教えてくれるはずでしょ」



ぐるり、と見渡してみても3人の姿はなくて。
放課後になってもう30分以上経っているし、3人とも連絡なしに休む人たちじゃないし、何より誰も理由知らないのはおかしい……よね……。

結局何もわからないまま、3人が練習に来ることもなくその日の練習は終わってしまった。


海未ちゃん、穂乃果ちゃんいなくて寂しそうだったな……


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