過去ログ - 【らぶらいぶ】花陽「自分にできること」
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39:名無しNIPPER
2015/01/11(日) 21:34:20.54 ID:h7GWNy040



いつもより早起きして、花陽は神社に向かった。
そこには、予想どおり疲れた顔をしながら走り込みをする海未ちゃんがいた。



「やっぱり……」



昨日、部活の時から気になっていた。
酷く疲れた顔をしてしんどそうに身体を動かす海未ちゃんのこと。

あの様子だとおそらく寝ていない、
それどころか更に身体を酷使している。


無理をするな、と
適度の休息は必要だと、そう言った海未ちゃんが一番無理をしている。


そんなのは見過ごすわけにはいかない。
穂乃果ちゃんに続いて海未ちゃんまで倒れてしまったらますますμ’sは大変なことになる。



だからーー……




「っ海未ちゃん!!」
「は、花陽!?こんな朝早くにどうしたのですか?」



「海未ちゃん、もう休んでください……!!今の海未ちゃん凄く疲れた顔をしてる…」

「花陽……ダメですね、私も…後輩にこんなに心配させてしまっては…」

「じゃ、じゃあ……!」

「ですが、休むわけにはいきません」

「!!?…ど、どうして…!」

「…穂乃果の為に、何かをしたいのです。私に何の力もないのはわかっています……けれど、あんな穂乃果を見過ごすわけにはいきません。

穂乃果には笑っていてほしい、それに絵里や穂乃果が戻ってきたら何の不自由もなく練習出来るようにしなければ…そのためには一刻も早く絵里に穂乃果を思い出して欲しいのです!そのためなら私はどんな努力も厭いません!」




胸が、ぎゅぅっと締め付けられる。
穂乃果ちゃんのことを真剣に考えて、こんなにこんなにボロボロになってまで頑張って…



「けれど、そこまで周りに分かるほど疲れていたとは…やはり休息も必要なんですね。少し、休むことにします。……花陽?」




そんな海未ちゃんに今花陽が出来ることは……



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