過去ログ - 【らぶらいぶ】花陽「自分にできること」
1- 20
40:名無しNIPPER
2015/01/11(日) 21:51:07.92 ID:h7GWNy040


「手伝わせて、ください」

「花陽?」

「海未ちゃんが今頑張っていること…花陽にも手伝わせて!!1人で頑張らないで、花陽に頼ってください…!」

「で、ですが……後輩である花陽に迷惑をかけるわけには…」



「迷惑なんかじゃないですっ!!!海未ちゃんが穂乃果ちゃんの力になりたいように、花陽も海未ちゃんの力になりたい!

もうこんなに疲れて悲しそうな顔をしてる海未ちゃんを見たくないの…!
迷惑は極力かけませんっ……だから、花陽にも何かさせてください!お願いしますっ」



μ’sに入りたい、と穂乃果ちゃんにお願いした時と同じように胸を張って海未ちゃんの目をしっかり見て出来る精一杯で思いを伝える。


こんなの、海未ちゃんからしたらただのおせっかいかもしれない。
けれど、今の花陽に出来ることはこれしかないから…!




「……花陽は、優しいのですね。では、情けないですが少しだけ頼ってもよろしいですか?」


そう言うと、海未ちゃんは花陽に座るように促し、海未ちゃんも続いて座ると花陽の肩に頭を乗せて眠り始めた。



綺麗な寝顔を見つめながら、さっきの海未ちゃんの言葉を思い出す。


「……優しくなんか、ないよ」



海未ちゃんのことが、好きだから。
大好きで心配だから、そばにいて支えたいの。

花陽の我が儘なんだよ、ごめんね。



綺麗な髪の毛を手のひらでさらさらと弄びながら心の中で謝罪をして、花陽はこれから出来る限り海未ちゃんの力になることを誓った。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
81Res/104.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice