過去ログ - 【艦これ】青葉「仮面をつけた提督」
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46: ◆aKZmxL4TCc[sage saga]
2014/12/29(月) 12:04:11.16 ID:ZtIHJOR/0
提督「俺には親友がいなくなったが、まだ家族がいた。俺は家族には苛めのことを既に話していた。そしたら一緒に怒って

   くれて、学校にも報告してくれた。そしたら学校も、その苛めてるバカに注意をし、そいつの親にも警告をした。

   だが、その程度でそのバカは反省するような奴じゃなくてな。そして、中一の冬に、ある事件が起きた」

青葉「事件?」

 ここまで過酷な仕打ちを受けていたのに、まだ何かあるのか思うと、青葉は少し悲しくなった。

青葉「事件て…なんですか…?」

 提督は少し黙り、そして意を決したかのように言った。



提督「…家が火事になって、両親が死んだ」



青葉「………」

 青葉は言葉を失った。

提督「原因はわからん。だが大体の想像はつく。どうせ俺を苛めていたバカ共がやったんだろうな」

 青葉には、もう黙って話を聞くしかできなくなった。

提督「その火事で俺だけは生き残ったが、両親は助からなかった。そして、身寄りのない俺は施設に預けられた。だが、

   その火事で俺は顔の右半分に大火傷を負い、喉は傷ついて声は低くなった。そのせいで俺は、顔の右半分を常に

   包帯で覆っていた。そして俺は学校で、今まで苛めてきた奴はもちろん、男女問わず全学年の奴からも苛められる

   ようになった。ミイラ男だのゾンビだのって言われてな。挙句、先生からも敬遠される始末。もう手に負えなく

   なったたんだろな。そして、火傷が癒えて包帯をとっても、俺への苛めが止まることはなかった。むしろ、火傷の

   痕が気持ち悪いって言われたよ。そして、俺は預けられていた施設でも、常に不気味な俺は孤立していた。」

青葉「……」


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