過去ログ - 京子「この交差点の向こうに君がいるとしたら」
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32: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 20:24:04.80 ID:PThDPvzU0
あかり「京子ちゃん」

京子「……なに?」

あかり「京子ちゃんは、今、どうしたい?」
以下略



33: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 20:24:51.28 ID:PThDPvzU0
あかりは。
そう考えてみると、あかりの立場は私とも全然違う。
ちなつちゃんと親友であることは別に変わらない。それにちなつちゃんはきっとあかりに感謝していることだろう。
結衣との関係もたいして変わるとは思えない。一番気まずくない立ち位置ともいえる。
私とは当然部外者同士だ。むしろ、こうして二人になる時間は一時的にせよ増えるかもしれない。
以下略



34: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 20:26:03.07 ID:PThDPvzU0
京子「なあ、あかり」

京子「ひとつだけ、答えて」

あかり「うん」
以下略



35: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 22:15:28.11 ID:PThDPvzU0
日曜日も月曜日も、何となくスッキリしない気分が続いていた。
月曜の放課後にごらく部に向かうのも、なんか気が進まない。
それでも行かなくちゃ。そう思い、結衣を探して教室を見まわした。
綾乃と千歳と喋る姿に気づき、3人のもとに歩いていく。

以下略



36: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 22:16:06.15 ID:PThDPvzU0
ごらく部の部室に着いて、扉を開ける。
あかりもちなつちゃんもまだ来ていなかった。


結衣「一番乗りだったみたいだな」
以下略



37: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 22:17:24.41 ID:PThDPvzU0
扉が開く音に、漫画を置いて顔を上げる。
ちなつちゃんとあかりが入ってきた。
どこかぎこちない雰囲気のちなつちゃんに、何故かいらついてしまう。


以下略



38: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 22:19:25.52 ID:PThDPvzU0
京子「ラムレーズン食いてー」

結衣「京子はそればっかだな」

京子「プリンでもいいよ」
以下略



39: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 22:20:37.64 ID:PThDPvzU0
ちなつちゃんが部屋に戻ってきた。
手には、あまり見かけない湯呑をお盆に乗せている。


ちなつ「お茶が入りましたー」
以下略



40: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 22:21:26.68 ID:PThDPvzU0
あかりの方を見ると、困ったような表情をしていた。
そういえば、あかりはあかりで、変な立場にいるんだもんな。


あかり「ごめんね京子ちゃん、もう櫻子ちゃんに返しちゃったんだぁ」
以下略



41: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 22:22:35.21 ID:PThDPvzU0
ちなつ「珍しいですね、京子先輩がそんなこと言うの」

京子「そう?」


以下略



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