過去ログ - 京子「この交差点の向こうに君がいるとしたら」
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◆K27FRRVqmQ
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2014/12/28(日) 22:19:25.52 ID:PThDPvzU0
京子「ラムレーズン食いてー」
結衣「京子はそればっかだな」
京子「プリンでもいいよ」
以下略
39
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 22:20:37.64 ID:PThDPvzU0
ちなつちゃんが部屋に戻ってきた。
手には、あまり見かけない湯呑をお盆に乗せている。
ちなつ「お茶が入りましたー」
以下略
40
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 22:21:26.68 ID:PThDPvzU0
あかりの方を見ると、困ったような表情をしていた。
そういえば、あかりはあかりで、変な立場にいるんだもんな。
あかり「ごめんね京子ちゃん、もう櫻子ちゃんに返しちゃったんだぁ」
以下略
41
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 22:22:35.21 ID:PThDPvzU0
ちなつ「珍しいですね、京子先輩がそんなこと言うの」
京子「そう?」
以下略
42
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 22:23:23.37 ID:PThDPvzU0
あかり「ねえ結衣ちゃん、ここ教えて?」
結衣「ああ、ここは現在進行形になってるから……」
京子「ちなつちゃーん、お茶おかわりくれー」
以下略
43
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 22:24:10.87 ID:PThDPvzU0
京子「……」
ちなつ「……」
結衣「……」
以下略
44
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 22:24:52.60 ID:PThDPvzU0
あかり「お待たせ〜」
京子「おおサンキュー」
あかり「はい、ちなつちゃん」
以下略
45
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 22:25:50.02 ID:PThDPvzU0
ちなつ「あ、私ちょっとトイレ」
そう言って、ちなつちゃんが席を立った。
扉が閉まる。あかりは美味しそうにお茶をすすっていて、結衣は数学の宿題を快調にこなしていた。
以下略
46
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 22:26:25.70 ID:PThDPvzU0
結衣「ん?」
京子「私は……」
あかり「京子ちゃんは、京子ちゃんのしたいことをすればいいと思うんだ」
以下略
47
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 22:27:37.26 ID:PThDPvzU0
京子「私もトイレ」
そう言って立ち上がる。
まずは、ちなつちゃんの気持ちを確認したい。そして、私自身の気持ちも。
以下略
48
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 22:28:04.02 ID:PThDPvzU0
ごらく部の部室……というか本当は茶室なんだけど、そこを出ると、ちなつちゃんの姿が遠くに見えた。
部室からの道をまっすぐ歩いていく。ちなつちゃんもこちらをちらりと見たのが分かった。
そのまま歩いて、ちなつちゃんが目の前に来て初めて気づいたみたいな三文芝居のリアクションをとる。
以下略
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