過去ログ - 宗介「ウルズ7はこれよりGGOにダイブする」
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53: ◆kSJ7Pa2ibE[saga]
2015/01/02(金) 15:41:49.24 ID:79sZtu8H0
そして、行き着いた先は……。

宗介「ここは……」

クルツ「やばい感じはするがどーせゲームだ。行ってみよう」

宗介とクルツが行き着いた先は小学校らしき建物だ。だが、小学校の辺りにはトラ模様のテープが張られている。

宗介「慎重にな」

クルツ「わかってるよ」

小学校の校門から入り校内を一巡りする。慎重に教室を確認していくが敵の姿は見当たらない。たまにモンスターも出てくるが大した脅威ではない。

クルツ「意外とたいしたことはないな」

宗介「いや、警戒をおこたるな」

クルツ「誰に言ってんだ、タコ」

それから特別室も調べたが理科室に弾薬があっただけで他にめぼしいいアイテムは無かった。

宗介「最後はここだな」

クルツ「なんだ、このカギは」

体育館の入り口には鎖が巻かれ、南京錠が二つほどかかっていた。

宗介「どうする、進むか」

クルツ「当たり前だろ」

クルツは拳銃をホルダーから取り出し南京錠に発砲する。南京錠は弾丸のダメージを受け耐久度が無くなり粉々になった。

宗介「行くぞ」

宗介はM4を構えて前に進む。

中は外が薄暗いのも相まって一層暗かった。クルツがハンドライトで照らしながら宗介が銃を構え先を行く。

少し歩いたところで二人は止まった。

クルツ「なんだ、これは」

クルツがライトで照らす先、そこにはごつごつとした何かがあった。

宗介「気を付けろ」

そこで突如、体育館の照明が点灯する。ゆっくりと明るくなる体育館。その照明が転倒すると同時にその何かはゆっくりと動いた。

クルツ「な、なんだ。ありゃ」

宗介「分からんが……マズイ、外に逃げるぞ!」

クルツ「そこの扉から校庭へ出よう」

クルツは体育館から直接校庭にでれる戸へ走り二人は外に出た。

それを追うように這いながら何かは近づく。宗介は開けっ放しの扉の隙間から動く何かを狙いから銃を放つ。

クルツ「あいつ、こっちに出てこないよな。高さだけでも人の二倍はあるぜ、ありゃあ」

宗介「だと思うが、保証は出来ん」

一瞬諦めたかのように見えた何かは一度奥に下がり突然走ってきた。

クルツ「避けろ!」

その声と同時に体育館の壁には大きな穴が開いた。

そこから出てきたのは大型。それも常識外れな大きさを持つトカゲ型のモンスターだった。


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