過去ログ - 宗介「ウルズ7はこれよりGGOにダイブする」
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◆kSJ7Pa2ibE
[saga]
2015/01/06(火) 23:23:10.01 ID:YSWx/WUZ0
クルツ「一体、これは」
宗介「さしずめ、中ボスといったところだろう。来るぞ!」
二人を引き裂くようにしてトカゲは口から目映い炎をはき出した。
クルツ「ソースケ!一旦校舎の中に隠れるぞ」
宗介「了解した」
近くの窓ガラスを蹴破りどうにか校舎の中に潜り込む。
それを追うようにしてトカゲは教室に頭ごと突っ込んだ。
クルツ「危機一髪だぜ」
宗介「そうも言ってられそうもないぞ」
トカゲは多少もがいた後に口を大きく開けて炎をはき出す。
宗介「上に行くぞ」
クルツ「賛成っ」
宗介「屋上からならそれなりに戦える屋もしれない」
クルツ「だな、俺は体育館の屋上で待機する。その間お前はあいつを引きつけておいてくれ」
宗介は階段を一気に駆け上がり屋上へとでた。
宗介「バカな!」
しかしそこで待ち構えていたのはあのトカゲだった。
宗介「まさか、校舎の側面を上ってきたのか!?」
宗介はそのままトカゲに銃弾を浴びせ階段まで後退し、無線でクルツを呼び出した。
宗介『クルツ! あいつは壁を這い上がってくるぞ』
クルツ『なんてっこった。じゃあ、ここも危ないって事か』
宗介『肯定だ。今すぐそこから離脱しろ』
クルツ『分かった』
宗介はマガジンを一つ使い切りトカゲを牽制しつつまた校内へと入った。
宗介(にしても、微々たるダメージしか与えられんな。クルツの狙撃銃を近距離で撃てば……いや、それでも無理だろう)
トカゲは依然として校舎外をグルグルと這い回っているが今はまだ何もしてこない。
宗介「だが、それも時間の問題か」
宗介は使えそうなものが無いかと校舎内を隈無く捜索する。
だが、それでも見つけることが出来たのはC4爆薬のみだった。
そして三階の教室。丁度プールが真上にある場所でクルツから連絡が入った。
クルツ『宗介! 助けてくれ』
宗介『クルツ! 何があった!』
クルツ『校庭通ろうと思ったらやつに見つかっちまった。今は体育倉庫に隠れてっけど、もうじきここもやばい』
宗介『了解した』
宗介は校庭を見渡せ、なおかつ遮蔽物のある保健室へ飛び込んだ。
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