過去ログ - 赤城「お願いですからアイスを食べさせてください…」
1- 20
1:名無しNIPPER[saga]
2014/12/29(月) 22:10:44.34 ID:3KoTy2UWo
「提督はずるい人です」

そういうとその人はいつも苦笑した

休んでくださいといっても朝方まで仕事をやる

もう休めと私たちには言うくせに自分は倒れるまで仕事をやる

提督はいつだってそういう人だった

戦いにでない自分にはこれぐらいしかできないから

その人は決まってこう言い返した


SSWiki : ss.vip2ch.com



2:名無しNIPPER
2014/12/29(月) 22:12:43.75 ID:3KoTy2UWo
「まぁ仕方ないですよ、あの人はそういう人ですから」

そう言うと吹雪は食事を続けた

他の艦娘たちのがやがやとした声と音だけが食堂には響いていた
以下略



3:名無しNIPPER
2014/12/29(月) 22:13:54.88 ID:3KoTy2UWo

「提督への愚痴話ですよ」

「へぇー面白そうだねぇ」

以下略



4:名無しNIPPER
2014/12/29(月) 22:19:54.62 ID:3KoTy2UWo

「戦わせろ…ですか?」

執務の最中に天龍が訪ねてきた

以下略



5:名無しNIPPER
2014/12/29(月) 22:23:04.22 ID:3KoTy2UWo
休日の昼食を一緒に食べる

いつも約束をやぶるあの人だがこの約束だけはいつだって守ってくれた

運ばれてきたご膳を私に勧める
以下略



6:名無しNIPPER
2014/12/29(月) 22:24:15.06 ID:3KoTy2UWo
食事の後は一緒にアイスを食べる

アイスを一個だけ買いそれを分け合う

おいしいかいと提督が尋ねる
以下略



7:名無しNIPPER
2014/12/29(月) 22:24:58.84 ID:3KoTy2UWo
「お熱いですねぇ〜」

青葉がにやにやとしながらメモ帳に何事かを書き込んでいる

「それでお二人はいつからおつきあいを?」
以下略



8:名無しNIPPER
2014/12/29(月) 22:25:59.63 ID:3KoTy2UWo
「何が言いたいのかしら」

「男女が二人でいちゃいちゃしているんですよ」

いちゃいちゃって…
以下略



9:名無しNIPPER
2014/12/29(月) 22:27:55.54 ID:3KoTy2UWo
「好きじゃない?」

「嫌いではないですよ」

「恋愛感情は?」
以下略



10:名無しNIPPER
2014/12/29(月) 22:46:44.07 ID:3KoTy2UWo
「最近忙しそうね」

加賀が語りかけてくる
今は朝の鍛錬の真っ最中だ

以下略



11:名無しNIPPER
2014/12/29(月) 22:48:51.90 ID:3KoTy2UWo
「たしか加賀さんはもう少ししたら…」

「えぇしばらく他の鎮守府へ」

共同作戦のために一時的に異動するらしい
以下略



12:名無しNIPPER
2014/12/29(月) 22:54:02.22 ID:3KoTy2UWo
「司令官さんの事どう思っているのですか?」

ある日突然背後から声をかけられた

抱えていた書類を落しそうになりながら私は後ろを振り向いた
以下略



13:名無しNIPPER
2014/12/29(月) 22:57:43.74 ID:3KoTy2UWo
「大丈夫よ」

「え?」

「私は提督の事なんて好きじゃないわ」
以下略



14:名無しNIPPER
2014/12/29(月) 23:01:47.20 ID:3KoTy2UWo
「聞いてください赤城さん」

昼下がりの午後訓練の最中に話しかけられる
軽空母、瑞鳳とは訓練仲間だ

以下略



15:名無しNIPPER
2014/12/29(月) 23:08:26.81 ID:3KoTy2UWo
「あの噂は聞きましたか?」

ある日の食堂で青葉は私たち二人にこう語りかけた

「なんの噂かしら」
以下略



16:名無しNIPPER
2014/12/29(月) 23:09:54.42 ID:3KoTy2UWo
「どういう事かしら?」

加賀は不審な表情をした

「さぁ私には」
以下略



17:名無しNIPPER
2014/12/29(月) 23:11:57.28 ID:3KoTy2UWo
ある夜更けに一人の艦娘が訪ねてきた

「よう邪魔するぜ」

そう言うと隼鷹は部屋に上がり込んできた
以下略



18:名無しNIPPER
2014/12/29(月) 23:15:43.02 ID:3KoTy2UWo
「なぁ最近何かあったのか?」

お酒を酌み交わしてだいぶ経った頃
突然隼鷹がつぶやいた

以下略



19:名無しNIPPER
2014/12/29(月) 23:18:18.85 ID:3KoTy2UWo

私たち二人は会話もなく飲み続けた

息苦しさすら感じる沈黙に隼鷹が口を開いた

以下略



20:名無しNIPPER
2014/12/29(月) 23:23:05.92 ID:3KoTy2UWo

政治家は人類の尊厳のためにと
科学者は自由と権利のためにと

そのために敵である深海棲艦と戦えという
以下略



21:名無しNIPPER
2014/12/29(月) 23:23:50.56 ID:3KoTy2UWo

「あなたって優しいのね」

「よせやい照れる」

以下略



54Res/25.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice