過去ログ - 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 11】
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41: ◆3ZxXgUosIQ[saga]
2014/12/30(火) 16:28:49.85 ID:7fc3GRo10

ハワード「言子っ…!」

言子「……お兄、ちゃん…」

ハワード「やっと見つけた…。ずっと、お前を心配していた」

言子「うん…」

ハワード「怖かっただろう。もう大丈夫だ。俺が、お前を――」

 崩れた壁の一角に寄せられた、穏やかな顔の遺体を目に留めてハワードが言葉を止めた。
 遅れてきた5人がハワードと言子を見て、それから2人の視線の先を追う。

言子「怖くないよ…」

ハワード「…」

言子「体の中が、すごく暖かいの…。ライトさんが、最期に…怖くないようにって、してくれたんだと思う」

ハワード「…結局か」

ハワード「結局、殴ってやることさえできなかったとはな…」

言子「でもね、お兄ちゃん…」

言子「怖くないけど…すごく、悲しくて、寂しくて…」

言子「ぽかぽかしてるのにね…ライトさんが死んじゃったら…わたし…辛くて…」ポロッ

ハワード「…」

言子「うぇぇ…うぇぇぇぇん…お兄ちゃん…ライトさんが、死んじゃったよぉ…」ポロポロ

ハワード「ああ…」ギュッ

ハワード「俺の妹を泣かせるとはな…何度でも、殴ってやりたいヤツだった…」


 ミサイルはやんだ――。
 この惨状を呼び込んだギルバート・ロックフェラーの行方は世間に知られることはなかった。

 ロックフェラーのご兄弟は、この騒動によって長男、三男、五男が死亡した。
 1万人を超える犠牲者を出したこの事件は世間を賑わせる。だが、ロックフェラーという名が一般に広まることはなかった。

 ロックフェラー・ファミリーは有力な後継者候補であったアルマとギルバートを失った。
 これにより、次期ボスはバスタ・ロックフェラーに決定をされた――。


 【安価下2】
 1 ハワード「もちろん、俺は認めんがな」
 2 ハワード「ロックフェラーのボスに拘る必要はない。そんなものはバスタにくれてやった」




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