過去ログ - モバP「久々に留美さんとお出かけ」
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5: ◆agif0ROmyg[saga]
2014/12/30(火) 22:21:59.36 ID:j/XtsJ1V0
モバP「(そんなこんなでお昼時)」
モバP「(適当に見繕った店に入り、談笑しながらゆっくり食事を摂っていると、留美さんが俺の皿を見ているのに気づいた)」
モバP「……留美さん? こっちの料理が、気になるんですか」
留美「あ、ごめんなさい。はしたなかった、かしら?」
モバP「いやいや、そんなことないですよ」
モバP「(恥じらう留美さんが可愛らしすぎて、つい食べさせてやりたくなってしまう)」
モバP「(食べさせる……といっても、さすがに『あ〜ん』はまずいよな)」
モバP「(フォークで料理を、留美さんの皿に移す。少し残念そうな表情をされたが、仕方ない)」
留美「……ありがとう。あら、こっちの料理も美味しいわね」
モバP「それは良かった」
留美「良かったら、私のも食べてみる?」
モバP「じゃあ、少しだけ」
モバP「(まるで弁当のおかずを交換しあう高校生のようだったが、これはこれで悪くない雰囲気だろう)」
留美「……今日は本当に、ありがとう」
留美「私、モバPさんと出会うまでは、楽しく買い物することすらできない女だったのねって、やっと気づけたのよ」
モバP「……」
留美「だから、もしかしたら、どこかおかしかったり、つまらなかったりすることもあるかもしれないけれど……これからもこうして、誘ってね」
モバP「つまらなくなんかないですよ」
モバP「あったばかりの頃の留美さんは、なんというか全然余裕の無い感じでしたけど」
モバP「今は凄く、自然ですし。何も負い目に感じることはありませんよ」
留美「そう。それなら、いいんだけど」
モバP「(やっぱり、あの時留美さんに声を掛けてよかった)」
モバP「(そう、俺は確信していた)」
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