過去ログ - モバP「久々に留美さんとお出かけ」
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4: ◆agif0ROmyg[saga]
2014/12/30(火) 22:21:11.01 ID:j/XtsJ1V0
モバP「(店を出かけた時、留美さんが通路の反対側を見ているのに気がついた)」

モバP「(視線の先には、宝石店)」

モバP「(きれいなダイヤモンドのアクセサリーなんかが、ショーケースに飾られている)」

モバP「(まさか今、高価な宝石を衝動買いするつもりではないだろうが、やはり女性は光物の魅力から逃れられないのか)」

モバP「(じっと見つめる目つきは真剣そのもの)」

モバP「(そんなにいいものがあるのか、と俺も店の方を観察してみる、と、急に留美さんに袖を引かれた)」

留美「どうしたの。行きましょう」

留美「……ダイヤモンド、見てたわよね。気になったの? あなたが自分で使う、筈は無いわよね」

留美「誰かに贈る予定がある……とか? そんなんじゃ、ないわよね」

モバP「(留美さんの眼が細まっている。切れ長の目が刃のように鋭くなる)」

モバP「(やけに冷たい目線に射抜かれて、俺は反論すらできなかった)」


モバP「(その後、すぐに機嫌を直した留美さんとともに、またブラつく)」

モバP「(通りがかったのは、ぬいぐるみや小物を売るファンシーな店)」

モバP「(店頭に置かれた様々なぬいぐるみ、中でも猫のぬいぐるみを、留美さんは食いつくように見ている)」

留美「……ふふ。ぬいぐるみはいいわね。こんな私でも、可愛がってあげられるもの」

モバP「結構、集めてたりするんですか?」

留美「まあ、それなりには、ね。……子供っぽいかしら?」

モバP「いや、いいと思いますよ。……これが、欲しいんですか?」

留美「ええ……え、もしかして」

モバP「はい。良かったらプレゼントしますよ。最近全然誘ってあげられませんでしたからね」

留美「でも、そんなの……悪いわ」

モバP「気にしないでください。たまにはこういうのも、いいもんですよ」

モバP「(留美さんは少し申し訳無さそうにしていたが、しかし嬉しそうにぬいぐるみを受け取ってくれた)」

モバP「(小さな猫の、夫婦一対のぬいぐるみ……ウェディングドレスのような白い服を着ている)」

モバP「(新婦役の猫の、涼しげな目元が印象的だった)」


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