過去ログ - 魔王「天使がいた物語」
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415: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:18:40.52 ID:bd0uItio0
天使「クァルさんも忙しそうですね」

魔王「魔物被害については彼に一任してしまっているからね。実際今ウチで二番目に戦力的に強いのが彼だし」

天使「本当は傍に居てほしいのではないですか?」
以下略



416: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:19:27.92 ID:bd0uItio0
天使「そうだ。フュリク、ちょっといいですか?」

魔王「ん、なんだい?」

天使「王国から来週パーティの招待が来ていましたよね?一緒にクァルさんや竜爺様も連れて行ったらどうでしょう?」
以下略



417: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:20:00.51 ID:bd0uItio0
――――――
―――



以下略



418: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:20:27.72 ID:bd0uItio0
魔王「竜爺は……来なかったね」

天使「お祭りごとが結構好きだと思ったんですけどねー」

側近「身内でやるのが好きなのでしょう。あのヒトの事は私もよくは分かりませんが」
以下略



419: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:21:46.44 ID:bd0uItio0
……


「こんにちは、魔王様」

以下略



420: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:22:59.16 ID:bd0uItio0

側近「護衛隊長、警戒は解かないでください、魔王様が狙われたら面倒この上ないですから。ハァ、せめて剣もまともに振れるならこんな気を張らずに済むのですが」

天使「あ、あの、ちょっと大袈裟じゃないですか?」

以下略



421: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:23:27.70 ID:bd0uItio0
国王「……魔王、一つ話があるのだが」

魔王「話?私にですか?」

国王「耳をかせ」
以下略



422: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:24:03.22 ID:bd0uItio0
天使「こ、この方がですか?」

賢人「久しぶりだね、小さな魔人さん」

側近「……お久しぶりです」
以下略



423: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:25:01.68 ID:bd0uItio0
賢人「まぁいいさ、ゆっくりこのパーティを楽しんでいくといい。ウチの連中はあまりいい持て成しは出来ないだろうけどね」

側近「こちらも護衛があるのでそうも言っていられません。賢人様は護衛を付けていないようですが……」

賢人「こんな枯れた婆さんにそんなもの必要ないよ。欲しいのは人肌さね」
以下略



424: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:25:52.09 ID:bd0uItio0
賢人「さぁて、それはともかくとして。大局を見据えていても小さな綻びには気が付かなかったようだね、魔王の国の人達」

天使「え?」

オーク「……あッ!!」
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