過去ログ - 魔王「天使がいた物語」
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602: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:16:58.43 ID:A6FDrUyF0
神器は持つ者に絶大な力、富、名声、そして幸せを与え
その役目を果たすと、所有者を破滅へと誘う

魔剣は持つ者に強大な力、狂気、争い、そして勝利を与え
志半ばで所有者の大切な物を奪う
以下略



603: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:17:27.01 ID:A6FDrUyF0
――――――
―――



以下略



604: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:17:54.76 ID:A6FDrUyF0
魔王「ッ!ハル!!」

「ッ!お父様!!」

魔王「どうしてこんなところまで出歩いたんだ!!」
以下略



605: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:18:20.81 ID:A6FDrUyF0
魔王「……君は」

「失礼する」

魔王「待って、アキだね?」
以下略



606: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:18:47.83 ID:A6FDrUyF0
魔王「ありがとう、礼を言うよ。娘を助けてくれて……」

「礼は……いりません」

魔王「……僕を、覚えているかな?」
以下略



607: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:19:23.51 ID:A6FDrUyF0
魔王「それにしてもどうしてこの教会に?結構見つけにくい場所にあるのだけど、よく入る気になったね」

「ここは、魔物が寄り付かない。どういう訳か」

魔王「アハハ!それはね、ここは僕の妻に守られている場所だからだよ!」
以下略



608: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:19:52.87 ID:A6FDrUyF0
「……長居はしたくありません、"人がいるのなら"私は失礼する」

魔王「仕事の都合かい?君が王国で人に言えないような仕事をしているのは知っているよ」

「……それが?」
以下略



609: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:20:50.89 ID:A6FDrUyF0
魔王「……人払いは出来たよ。僕に用があるんだろう?」

「……これを」

魔王「書状か……なになに?同盟の件承った……か。やれやれ、建国してから同盟まで随分と時間がかかったものだ」
以下略



610: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:21:48.74 ID:A6FDrUyF0
魔王「かつて……この地に平和を望んだ二人の天使が居たんだ」

「長くなりますか?」

魔王「アハハ……話の腰を早速折られるとは思っていなかったよ。僕の長話の癖ってあっちの国にも伝わってるのかな?」
以下略



611: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:22:28.42 ID:A6FDrUyF0
「勇者は、勇ましき者、この世界に革命をもたらす者。私はそう父から教えられている。それが国に伝えられている伝承」

魔王「君の考えでいい、答えてくれ」

「そんな者はいない。形だけなら誰であろうとなることは出来る、偽りの勇者なら誰にでも……」
以下略



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