過去ログ - QB「僕と契約して、ツインテールの戦士になってよ!」まどか「ツインテール……?」
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106:名無しNIPPER[saga]
2015/01/03(土) 15:00:09.33 ID:PlzWLx1C0

フォクスギルディ「り、リボンに全身を包まれて……くうっ、何という多幸感! こんなもの、抵抗できるはずがないでしょう!」

ほむら「そう。あなたにはご褒美だったわね。それじゃあ、このとどめの一発も幸福とともに受け取りなさい」シュルル

さやか『あれは、真っ赤なでっかい銃……?』

QB『マスケット銃だね。比較的単純な構造をしているから、今みたいにリボンで作ることも可能なんだと思うよ。色は、ほむらのリボンが赤だからだろうね』

まどか『わぁっ。ほむらちゃん、その技とってもおしゃれでカッコいいよ!』

フォクスギルディ「り、リボンで銃を作る……? ホーリーブラック! あなたのその発想は、一体どこからきたというのです!? なぜ、リボンを銃器に仕立てようなどということを思いついたのですか!?」

ほむら「縛り、結び、飾るだけがリボンの能ではないわ。人の絆から得られる発想は無限大。それをつなげて結ぶリボンの強さもまた、世界を超える。ただ美しさを模倣し、飾ることしかできないあなたの限界がそこだったのよ。……さよならの時間ね、フォクスギルディ」カチャリ

フォクスギルディ「……やりなさい、ホーリーブラック。あなたのリボンは、私のリボンを確かに上回った」

ほむら「ええ。――ティロ・フィナーレ!」ドオオオン!

フォクスギルディ「ぐはぁっ!! こ、これが世界を超えるリボンの強さ……ふ、ふふふふ。最後にこの未熟ものにご教授いただけるなど――感謝します、ホーリーブラック!」

ほむら「……」

フォクスギルディ「いまの私には、幾億通りものリボンの可能性が見えます……。ああ、ほら、また服を着ないで、風邪をひいてしまいま――な、なるほど、リボンにそんな使い方がぁあああああああ!!」

チュドオオオオオオオオ!

ほむら「……ふっ。感謝はお互い様ね、フォクスギルディ」

ほむら(裸リボン。その発想はなかったわね)
ほむら「私も最後に、素晴らしいリボンの使い方を教わったわ。これこそ、人と人を結ぶリボンの縁、かしら」フフッ


QB『さて、それじゃあ帰還しようか』

まどか『お疲れ様、ほむらちゃん』

さやか『……最後さえなきゃ、今日は比較的まともだったというのに』



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