過去ログ - キョン「ペルソナ!」 アイギス「FESであります!」
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121:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 18:02:03.93 ID:t8V4LTxho

「ええ。最初は、影時間に適正を持つ人間は、ごく一部でした。そのごく一部の例が、あなた方、月光館学園の方々や、彼などです。ですが、日を追うごとに、一般人の中にも、適正者が、増えてきているといいます。
 丁度、彼の妹さんなどが、その例に該当しますね。尤も、彼女の場合は必然であった、という気もしますが」

話に上がった妹はというと、長い話に飽きたのか、いつの間にか、先ほどと変わらぬ位置で硬直している、アイギスさんの足元で、興味深そうに彼女の姿を見上げていた。ところで、アイギスさんは一体何をしているんだろう。

「なるほど……このままだと、そこら中の人が、僕らのように、影時間に適正を持つようになってしまう、と」

腕を組みながら、天田が言う。

「はい。そして、どうやらこのタルタロスへと足を踏み入れた者は、例外なく、この影時間の檻の中に閉じ込められてしまう様です」

「なにそれ……月高のより、よっぽどタチ悪くない?」

「お待たせしました。合体完了であります」

不意に、フリーズ状態から復帰したアイギスさんがやってくる。右手に、どこかで見た事のあるような、見覚えのあるカードを手にしている。

「ああ、アイギス……って、あんた、今の話全部スルーしてたの?」

「すみません、なかなか、魅了ブースタが消せなかったもので。ですが、精鋭を揃えました。準備万端であります」

俺達には理解不能な次元の会話が交わされる中、俺は朝倉に声を掛ける。

「で……ハルヒが消失したってのは、どういうことなんだ」

「それを説明しようと思ったら、古泉君が語り始めたんじゃない」

と、古泉を睨みつける朝倉と、失礼しました。とばかりに、頭を下げる古泉。
前々からなんとなく感じていたが、この二人は、相性があまりよくないようだな。


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