過去ログ - キョン「ペルソナ!」 アイギス「FESであります!」
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141
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名無しNIPPER
[saga]
2015/01/01(木) 18:42:01.93 ID:t8V4LTxho
………
以下略
142
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/01(木) 18:44:04.07 ID:t8V4LTxho
「すみません、キョンさん。もう大丈夫であります」
と、アイギスが立ち上がり、俺たちに声をかけた。傍らでは、岳羽さんも立ち上がっている。泣きはらした顔を隠すように、俯いた体勢で、だが。
以下略
143
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/01(木) 18:48:00.59 ID:t8V4LTxho
アイギスは、何事もなかった、といった振る舞いでそう言った。
しかし、俺は、アイギスと岳羽さんには、しばらく休憩してもらったほうが良いと思う。が、彼女たちの問題に、俺が口を出す事はないだろうと、特に何も言わなかった。余計な口出しはしないに限る。俺の人生哲学だ。
『シャドウは倒せたんですね、よかった……あ、えっと……すみません、四人のほかに、そこに誰かいらっしゃいますか?』
以下略
144
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/01(木) 18:50:03.83 ID:t8V4LTxho
……相変わらず、必要最低限の情報しか書かれていない。
「連荘かよ。ま、さっさと倒しきっちまうのに越したこた無いんだけどな」
はあ。と、でかいため息を吐きながら、伊織がぼやく。確かに、いい加減動き尽くめで疲れた来た気はする。アイギスのペルソナが有する、カデンツァとかいう魔法で、ある程度は誤魔化せる物の、やはり精神的にも支えが欲しくなるところだ。
以下略
145
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/01(木) 18:52:04.14 ID:t8V4LTxho
「そうですか……心配、ですよね」
無言で頷く、俺。
正直言って、シャドウとの戦いのさなかで、妹の身を確実守れるという保証はできない。自分の身を守るのが精一杯だ。
以下略
146
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/01(木) 18:54:04.07 ID:t8V4LTxho
「俺の妹の身を、お前みたいな子どもに任せられるかよ」
小柄な山岸さんを挟んだ向かい側に向けて、俺は言い放つ。
すると、天田もまた、カチンと来たらしい。子ども、というのがキーワードのようだ。子どもキャラは大抵、子どもであることにコンプレックスを持っているものだ。
以下略
147
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/01(木) 18:55:17.61 ID:t8V4LTxho
「見たでしょ、彼女のペルソナは、攻撃をそのまま、相手に返す。むしろ、今まで戦力に加えていなかったのがおかしいくらい、妹ちゃんは強いの。一人になった時だって、私たちが到着するまで、無事でいてくれたでしょ?」
「だから、戦力になるならなんでも利用するような姿勢が気に食わねえんだよ」
以下略
148
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/01(木) 18:58:28.33 ID:t8V4LTxho
俺が視線を向けると、妹は、ばつが悪そうに視線を逸らした。
「あの、わたしも、キョンくんたちの力になりたいなって……今、ハルにゃんの力で、すごく困ってるっていうから……」
目を合わせないまま、そう言う妹。
以下略
149
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/01(木) 19:00:03.44 ID:t8V4LTxho
「……わかった」
俺が、今、勇気を出さないで、どうする。
俺が、妹を信じないで、どうする。
以下略
150
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/01(木) 19:02:02.69 ID:t8V4LTxho
「ワン!」
コロマル氏も、フルチャージであることをアピールするように、元気に吠えた。
少々、平均身長の低いパーティーだが、やってやろうじゃねえか。
以下略
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