過去ログ - キョン「ペルソナ!」 アイギス「FESであります!」
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234:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 21:21:01.14 ID:t8V4LTxho

「ハルにゃんのことも、有希ちゃんのことも、悪く言ったら、あたし、許さないから!」

俺の妹が―――桃色のペルソナを傍らに、猛々しく吠えていた。

「くっくっく……いいだろう」

ニャルラトホテプが、両手を広げ、満月を見上げる。
―――その、直後。
ハルヒの全身から、猛烈な勢いの漆黒の煙が噴出し、影時間の空に浮かぶ満月を覆い隠した。同時に、ハルヒの体が力なく崩れ落ちる。

「涼宮さん!」

ハルヒ―――。
俺と古泉、そして、アイギスが、床に落ちたハルヒのもとへ駆け寄る。

「レイズアップ、オルフェウス」

「メサイア!」

俺とアイギス、二人分の回復の光が、ハルヒの体を包み込む。先の戦いの傷は癒えたようだが、意識を取り戻す気配は無い。


『まずは貴様らから、滅びを与えてやろう』


おぞましい低い声が、天空から降り注ぐ。
見上げると、そこには……全身に無数の白い斑点を持った、漆黒の巨人の姿があった。
閉鎖空間に現れる、光の巨人と良く似た輪郭。その胸の部分が、奇妙に盛り上がり、何かを象る。
それは……ハルヒの顔だった。


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