過去ログ - キョン「ペルソナ!」 アイギス「FESであります!」
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87:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 21:38:44.08 ID:gIGEqEoto

『えっと……とりあえず、皆さん。古泉さんと、その仲間のお二人と、順平君と天田君。今、私もそっちに行きます。コロちゃんも一緒です。
 今からしばらくは、その中庭は安定しているから、はぐれてしまうことはないはずです。詳しくは、落ち合えてから話しましょう』

と、残し、山岸風花の声は途切れた。言われたとおり、古泉たちは一箇所に集まり、ひとまず挨拶を交し合う。
伊織順平と、天田乾。いずれも、風花の仲間のペルソナ使いだという。

「なあ、キョン。お前、さっきのって……」

ひとしきり自己紹介が終わった後で、既に彼と面識があったらしい伊織が、彼に声をかけた。

「え? ああ。いや、さっきの……ありゃ、何だったんだ? お前らがやったんじゃないのか」

「は? いや、俺も天田も、あんな事できねえって」

「朝倉さん、でもないんですよね」

今度は天田が、やはり既に面識が会ったらしい、朝倉に向かって訊ねる。

「ええ、私でもないわ。彼の中にはね、まだ力を秘めているペルソナが、たくさん居そうなのよ」

朝倉がそう言うと、その場の全員の視線が、一斉に彼に注がれた。特に、伊織と天田は、絵に描いたような驚いた表情を浮かべている。

「……ワイルドかよ」

「……居るものなんですね」

「お前らも、それを言うのか……何なんだ、ワイルドって」

「いや……まあ、居るんだよ、俺らの仲間にも。ペルソナをとっかえひっかえしちまう、贅沢な奴がさ」


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