1: ◆Z2EXv0FZUc[saga sage]
2014/12/31(水) 22:44:15.05 ID:ClgTdP2fo
小鳥「を逆から言ってみて。千早ちゃん」
千早「えっと、つま……んねーね……んまつ……これ、逆から読んでも同じなんですね」
小鳥「そうよー。面白いでしょ?」
響「……」
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2: ◆Z2EXv0FZUc[sage saga]
2014/12/31(水) 22:47:50.13 ID:ClgTdP2fo
律子「ちなみにそういう文章の事を『回文』っていうのよ」
千早「へー……」
あずさ「はい、千早ちゃん。みかんの皮向けたわよ。響ちゃんも」
3: ◆Z2EXv0FZUc[sage saga]
2014/12/31(水) 22:49:30.49 ID:ClgTdP2fo
千早「ど、どうしたの我那覇さん?急に大声で……」
響「どうしたのは自分のセリフだぞ!なんでみんな平然と自分の家にいるんだ!?それも大晦日に!!」
あずさ「もしかして、お邪魔だったかしら……?」
4: ◆Z2EXv0FZUc[sage saga]
2014/12/31(水) 22:51:09.92 ID:ClgTdP2fo
響「あんまりふざけた態度取ってるとみんな追い出すぞ」
あずさ「ご、ごめんなさいねぇ響ちゃん」
律子「っていうか、私は千早に誘われたのだけど」
5: ◆Z2EXv0FZUc[sage saga]
2014/12/31(水) 22:52:34.50 ID:ClgTdP2fo
響「……」ムスー
千早「ご、ごめんなさい我那覇さん。少しからかってみたかっただけなの。謝るわ」
響「……別に怒ってなんかないしー」プイッ
6: ◆Z2EXv0FZUc[sage saga]
2014/12/31(水) 22:54:09.68 ID:ClgTdP2fo
響「わかんないぞ……」
千早「それはね、みんな一人暮らしなのよ」
響「ふーん……って律子は実家暮らしじゃなかったっけ?」
7: ◆Z2EXv0FZUc[sage saga]
2014/12/31(水) 22:55:22.94 ID:ClgTdP2fo
千早「ダメだったかしら?部屋で一人で過ごすのは、その……寂しいから」
響「……はぁ。まぁ良いけどさ。千早の家でお泊り会すればよかったんじゃないの?」
千早「私の家には娯楽となるものがあまりないから……でも我那覇さんの家にはゲームとかいくつかあるでしょう?」
8: ◆Z2EXv0FZUc[sage saga]
2014/12/31(水) 22:57:08.65 ID:ClgTdP2fo
・
・
・
響「お風呂できたよー。自分は最後で良いからどんどん入ってねー」
9: ◆Z2EXv0FZUc[sage saga]
2014/12/31(水) 22:58:58.10 ID:ClgTdP2fo
響「なんで?」
千早「……やっぱり五人も急に押しかけちゃったからその……水道代とか……」
響「自分に無断でいつの間にかお泊り会企画してた人とは思えない発言だな……別に気にしなくていいよ」
10: ◆Z2EXv0FZUc[sage saga]
2014/12/31(水) 23:00:33.21 ID:ClgTdP2fo
・
・
・
律子「っはー……良いお湯だったわ」ホカホカ
11: ◆Z2EXv0FZUc[sage saga]
2014/12/31(水) 23:02:13.31 ID:ClgTdP2fo
カポーン
響「意外に入れるもんだな」
千早「我那覇さんは小っちゃいし私もスレンダーだから……くっ」
12: ◆Z2EXv0FZUc[sage saga]
2014/12/31(水) 23:05:01.77 ID:ClgTdP2fo
響「独学で料理を学ぶってのも無理があるだろうし自分でよければ教えてあげるよ?」
千早「本当?でも迷惑じゃないかしら……?」
響「今日みたいに突然来られるのはアレだけど……ね?一緒にやればすぐに上達するさー」
13: ◆Z2EXv0FZUc[sage saga]
2014/12/31(水) 23:06:34.64 ID:ClgTdP2fo
千早「ひ……」
響「そうそう!」
千早「ひ……ひじき……ふふっ、ひじきと響って似てる……ふふふっ」
14: ◆Z2EXv0FZUc[sage saga]
2014/12/31(水) 23:08:17.45 ID:ClgTdP2fo
響「ふー。良いお湯だったぞ」
律子「あら。結構早かったのね」
響「うん。おそば食べないとだしな」
15: ◆Z2EXv0FZUc[sage saga]
2014/12/31(水) 23:10:26.79 ID:ClgTdP2fo
響「おいしいねこのそば」ズズズ
千早「本当。なんだか体の芯まで温まるわ」ズズズ
律子「それにしてもあと数時間で今年も終わりかぁ。長かったようなあっという間だったような……」ズズズ
16:>>15訂正 ◆Z2EXv0FZUc
2014/12/31(水) 23:11:31.43 ID:ClgTdP2fo
響「おいしいねこのそば」ズズズ
千早「本当。なんだか体の芯まで温まるわ」ズズズ
律子「それにしてもあと数時間で今年も終わりかぁ。長かったようなあっという間だったような……」ズズズ
17: ◆Z2EXv0FZUc[sage saga]
2014/12/31(水) 23:13:03.27 ID:ClgTdP2fo
小鳥「ええ……?ち、千早ちゃんは?」
千早「私もがな……響と同学年ですから二年生ですけど……」
小鳥「え……?私がおかしいの……?」
18: ◆Z2EXv0FZUc[sage saga]
2014/12/31(水) 23:14:42.54 ID:ClgTdP2fo
あずさ「どうしちゃったんでしょう……?」
響「なんか神妙な顔して唸ってるけど……仕事の事かな?」
律子「今思えば事務仕事を小鳥さんに何でも押し付けていた気がするわ」
19: ◆Z2EXv0FZUc[sage saga]
2014/12/31(水) 23:16:16.58 ID:ClgTdP2fo
小鳥「亜美ちゃん真美ちゃんはこの前まで小学生だったけど……でももしかしたら……」ブツブツ
響「ピーヨ子」
千早「音無さん」
20: ◆Z2EXv0FZUc[sage saga]
2014/12/31(水) 23:17:57.12 ID:ClgTdP2fo
小鳥「音無小鳥、2X歳。もうこの人生に悔いはありません……」ポロポロ
響「泣くほどの事か……?」
律子「大げさなんだから……」
21: ◆Z2EXv0FZUc[sage saga]
2014/12/31(水) 23:20:16.98 ID:ClgTdP2fo
律子「……さーて、明日はみんなで初詣だしさすがに朝まで起きとくってのもきついでしょうからそろそろ寝ましょうか」
響「そうだなー。自分も千早もあずささんも明後日以降生放送の番組あるし」
千早「そうね。体調管理もプロの仕事のうち、だものね」
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