過去ログ - 花売り「私が勇者!?」
1- 20
7: ◆jPpg5.obl6[saga]
2015/01/01(木) 02:46:05.76 ID:1sGpozIX0
フランチェスカ「済まないねぇ……」

エミリー「ささ、食べちゃおうよ!せっかくの料理が冷めちゃうしさ!」


>>>>>>>>>>>>


エミリー(パパ……ママ……)

食事後、居るのは家から南西にある共同墓地だ。

エミリー(どうして魔王軍は……こんなことを……)

エミリー(何故来たか。不明。対抗策。無し。軍はほぼ壊滅。しかも道中で。)

エミリー(なのに何で……消えちゃうの……?)

エミリー(大切な人を奪うの……?)

両親は7年前に死んだ。魔王軍の攻撃によって。

死因は、幼いエミリーを庇ったためである。

エミリー「ぅう……ぅ」

エミリー「お花、置いておくね。これね、ガーベラって言うんだよ……」

エミリー「行かないと。またね」


>>>>>>>>>>>>>


エミリー「いらっしゃいませー!……ってアニーお兄さん!?」

アニーはいつも花を買ってくれる常連客だ。

アニー「エミリーちゃん……僕はしばらく、いやずっと離れるかもしれないんだ。その挨拶に来たんだ」

エミリー「どうして?」

アニー「……呼び出されたんだ。中央にね。」

エミリー「そう、なんだ……」

アニー「だから行ってくるね。エミリーちゃん。」

エミリー「……うん。行ってらっしゃい、アニーお兄さん……」

エミリー(また、行っちゃった……)










<<前のレス[*]次のレス[#]>>
875Res/492.19 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice