過去ログ - 姫「勇者に魅力を感じない」
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2: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/01(木) 11:24:39.04 ID:n7nYUxI60
私は姫。勇者の生まれた中央国王家の一人娘。
お母様から受け継がれた美しい容姿と声で、人々から愛される正にプリンセス。

なのだけれど…。


メイド「勇者様の活躍、凄いですね姫様!」

兵士「勇者様のお陰で我々の士気も上がりますよ姫様!」

大臣「勇者殿がいればこの国は安泰ですね姫様!」

姫様(何で私にふる!?)

そう皆の魂胆はわかっている。
「魔王を倒した勇者は姫様と結ばれ、未来永劫国を守っていくのでした」というよくある展開を予想してるわけ。


手紙『姫様…毎日激しい戦いですが、貴方の笑顔を思い出して俺は頑張っています 勇者』

勇者も私が好きだ。


王「時代は逞しい指導者を求めているのかもしれんな」

お父様もすっかりその気だ。

だけれども…。


姫「無理無理無理!やっぱ勇者とは無理!!」


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