26:名無しNIPPER
2015/01/02(金) 14:59:34.05 ID:lFXGP3BeO
雨は次第に強くなってきて、入り組んだ道の中にもパラパラと音が鳴り始めた
そしてザーッと降り出してきて、
道は少しずつ水が溜まった
足元は滑りやすくなり、
赤髪の少女は長髪の少女に呼びかける
「しっかり握ってて!」
だが、長髪の少女は手を握ったままその場にしゃがみ込んでしまった
「どうしたの?」
赤髪の少女が聞いても顔を伏せたまま返事がない
よく考えれば長髪の少女ももう随分と歩いているのだ
疲れきってしまい歩けなくなっていた
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