37: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/02(金) 23:34:40.73 ID:hGhRcG2/0
星奈「ハァァアアアア!」
気合一閃、星奈は右手に持ったレイピアをイノシシに向かって突き出す。
38: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/02(金) 23:35:13.34 ID:hGhRcG2/0
数秒にわたる眼光戦の末、先に動いたのはイノシシだった。
怒り狂った鳴き声を発し、星奈に向かって突進を仕掛ける。
対する星奈は、レイピアを体の中心に構え、イノシシを待ち構える―――
39: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/02(金) 23:35:49.43 ID:hGhRcG2/0
そう聞いても、落ち着かない物は落ち着かない。
俺がハラハラしながら見つめる中、イノシシは星奈にあと2メートルというところまで迫る。
その時。
40: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/02(金) 23:36:16.90 ID:hGhRcG2/0
今回の投下はここまでです
41:名無しNIPPER[sage]
2015/01/02(金) 23:39:37.00 ID:SzOEhKrGo
期待
なかなか面白い
42: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/03(土) 01:12:29.68 ID:wDMILuBi0
>>41
励みになります。拙い文でよろしければ今後も読んで頂けると嬉しいです。
投下開始します
43: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/03(土) 01:12:56.18 ID:wDMILuBi0
・・・先ほどの戦闘の感想を一言で言うとするならば、純粋に「凄い」としか言いようがない。
星奈がさっきやってのけたことを、俺は真似出来る気がしない。
イノシシに突っ込んで剣を突き立てるくらいはできるだろう。
44: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/03(土) 01:13:26.05 ID:wDMILuBi0
星奈はダメージを受けても痛みを感じないということを知っていたのだろうか。
ゲームということを考えれば当たり前の発想だが、実際にあのイノシシを目の当たりにしてその考えを盾に臆せず戦えるかどうかは別だ。
現に俺は少し怯えてしまった。視覚が与える情報というのは、何よりも強く思考を支配する。
45: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/03(土) 01:13:52.54 ID:wDMILuBi0
星奈「意外と大したことなかったわね」
澄ました顔で星奈が凱旋してくる。
46: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/03(土) 01:14:26.78 ID:wDMILuBi0
ふと、先程の光景が頭をよぎる。
イノシシを迎え撃つ際、星奈のレイピアが光った気がした。もしかして、あれが―――
47: ◆lnjTinpKqI[saga]
2015/01/03(土) 01:14:54.25 ID:wDMILuBi0
夜空「そのソードスキルとやらは無制限に使える物なのか?」
今まで黙って理科の話を聞いていた夜空が質問すると、理科はうーんと唸りながら口を開く。
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