20: ◆77ga8aXhb2[saga]
2015/01/03(土) 13:07:27.18 ID:Gh7vq8t1o
カッコーカッコー
魔法使い「もうお昼の時間か」
少女「お食事......作ります......」
21: ◆77ga8aXhb2[saga]
2015/01/03(土) 13:07:57.52 ID:Gh7vq8t1o
ーー台所
少女「あ......あ......」
少女の目の前には粉々になった皿が落ちていた。
22: ◆77ga8aXhb2[saga]
2015/01/03(土) 13:08:33.37 ID:Gh7vq8t1o
少女はひとしきり泣いたようだった。
魔法使い「さて、後始末は私がやっておくから、少女はそこのテーブルに座ってるといいよ」
少女「はい」
23: ◆77ga8aXhb2[saga]
2015/01/03(土) 13:09:03.40 ID:Gh7vq8t1o
魔法使いは料理を盛り付けると席についた。
魔法使い「それじゃ、いただきます」
少女「いただきます」
24: ◆77ga8aXhb2[saga]
2015/01/03(土) 13:09:51.77 ID:Gh7vq8t1o
魔法使い「ごちそうさまでした」
少女「ごちそうさまでした」
魔法使い「それじゃ食器洗うね」
25: ◆77ga8aXhb2[saga]
2015/01/03(土) 13:10:26.94 ID:Gh7vq8t1o
魔法使い「さて、それじゃ、私は研究室にこもるけど......少女はどうする?」
少女「んー......(どうしよ)」
魔法使い「私の研究見てみる?」
26: ◆77ga8aXhb2[saga]
2015/01/03(土) 13:11:01.39 ID:Gh7vq8t1o
ーー研究室
少女 キョロキョロ
本棚や黒板がある、広めの部屋だった。
27: ◆77ga8aXhb2[saga]
2015/01/03(土) 13:11:38.86 ID:Gh7vq8t1o
魔法使いがボタンを押すと、真っ黒だった部分になにかが浮かび上がった。
魔法使い「この画面を見ながら、キーボードやマウスで操作していくんだ」
少女「キーボ.....マウス......?」
28: ◆77ga8aXhb2[saga]
2015/01/03(土) 13:12:07.99 ID:Gh7vq8t1o
少女(マジックカードって、大きな紙に魔法陣を描いて、それを縮小させたものを板に焼き付けて作るって聞いたことがある)
少女(でも、この道具でどうやって魔法陣を描くんだろ......?)
魔法使いは椅子に座るとマウスを操作した。
29: ◆77ga8aXhb2[saga]
2015/01/03(土) 13:13:00.87 ID:Gh7vq8t1o
魔法使い「さて、これを印刷してっと」
魔法使いがキーボードをいくつか同時に押すと、画面の中の絵が少し後ろに移動し、そして画面の上の方に移動すると、画面上部から紙が出てきた。
魔法使い「ここに印刷されているのは、さっき画面に映っていた魔法の手順」
30: ◆77ga8aXhb2[saga]
2015/01/03(土) 13:13:51.52 ID:Gh7vq8t1o
魔法使い「さてさて出来上がりのほどは......」
魔法使いは火が消えた暖炉の中に手を入れる。
少女「そ、その中は.....っ!」
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