過去ログ - 友奈「にぼっしーちゃんおいしい」
1- 20
17: ◆2DegdJBwqI[saga]
2015/01/04(日) 03:32:13.99 ID:KDl8qIVMo
〜☆

夏凜(あの日、私はいつもの海辺の砂浜で、
    夕日の日差しを受けながら、両手に木刀を握り黙々と身体を動かし、鍛錬をしていた)

夏凜(その必要は、本当はもうない)

夏凜(それでも、バーテックスと戦うための鍛錬こそ、私が生まれてから最も努力したことで、
    おそらく私に最も多く、私が私であるゆえの価値を与えてくれたものだった)

夏凜(バーテックスと戦うという目的が、急に目の前から消えたこと自体は、あっさり受け入れられた)

夏凜(今の私には、勇者部という居場所があるから)

夏凜(だけど、自分のすべてを注ぎ込んだ時間を、思いを、
    そう容易く心と毎日から取り除くことはできない)

夏凜(だから私は、いつもの時間、いつもの場所で、
    戦わなくていいのだとわかってからも、度々剣をふるい続けた)


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
41Res/23.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice