過去ログ - 友奈「にぼっしーちゃんおいしい」
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20: ◆2DegdJBwqI[saga]
2015/01/04(日) 03:44:11.00 ID:KDl8qIVMo

夏凜(彼の言ったことをある程度かいつまんでまとめると、こういうことになる)

夏凜(彼は、お菓子会社の開発部門に勤めていて、何か人の意表を突く、
    それでいて老若男女誰しもに定着するような、新しいお菓子を作ろうとしていた)

夏凜(彼はその過程で、大好きだった祖母に、小さい頃たくさん食べさせてもらった、
    にぼしというものにふと強烈に心惹かれた)

夏凜(にぼしを、その形を変えてでも構わないから、もっとみんなにとって近しい物にしたい)

夏凜(そんな動機を伴い、試行錯誤の末に彼は、
    実際に自らが満足する出来のお菓子を完成させた)

夏凜(きっと売れるだろうという自信があった)

夏凜(あと問題だったのは、そのお菓子をどう売り込むか)

夏凜(彼は、その売り込みに関して、私の力を借りたいと言ったのだった)


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