過去ログ - 友奈「にぼっしーちゃんおいしい」
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27: ◆2DegdJBwqI[saga]
2015/01/04(日) 04:07:07.13 ID:KDl8qIVMo

夏凜(私の頭の中にあったのは、私の精霊である義輝だった)

夏凜(どうして義輝が唐突に浮かんだのか)

夏凜(にぼっしーちゃん、と聞いて、
    自分の境遇に一層重なるものを、そこに感じたからかもしれない)

夏凜(義輝は、私にとって、特別な意味を持つ存在だった)

夏凜(勇者部に入る前、勇者として認められた折のこと)

夏凜(私が勇者として支給されたデバイスは、勇者部の他のメンツと違って、先代のおさがり品だった)

夏凜(それはみんなとは違い、必ずバーテックスの戦いに私は参加していただろうという証だけど、
    穿った見方をすれば、戦うことができるのは、
    私自身、私だけ、そう言い切ることのできない成果だと言えた)

夏凜(先代の勇者が、その身を賭して必死に築いてくれたレールの上を、
    その後に続いて彼女と同じように歩く)


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