過去ログ - キョン「ジバニャン散歩に行くぞ」ジバニャン「い、いきなりどうしたニャン?」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/01/03(土) 17:29:08.68 ID:H42Us67f0
【涼宮ハルヒの憂鬱と妖怪ウォッチ】
自分が「猫」だった頃、大好きだった人がいる。
太陽のようにまぶしい笑顔。己の頭を撫でる柔らかな手のひら。己の名を呼ぶ凛としたその声。
注がれる全てが優しさに溢れていた。
『よーしアカマル、散歩に行くわよ!』
そんな彼女、涼宮ハルヒが毎日のように、自分に告げた言葉がそれだった。
自転車のかごに乗せられ、住宅街や公園を過ぎ、緩やかな坂を駆け上って
風と共に流れてゆく街の景色を眺めるのが好きだった。
彼女と共に見る世界の全てが、幸福そのものであるかのように光り輝いていたのだ。
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