過去ログ - 清霜ストーリー
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10:名無しNIPPER[saga]
2015/01/04(日) 21:00:17.33 ID:ETZ8EFwNo

明石「まぁ、もっと簡単に言えば。簡単に明晰夢を見れる様になる機械とでも言うのかな」


明晰夢。
自分で夢であると自覚しながら見ている夢。
夢、か。


清霜「……なんか説明されればされるほど、スケールダウンして言ってる気がするんですけど」

明石「試作機だもん。けど、これを使えば間違いなく戦艦になれるわよ」


心が揺らぐ。
夢の中とは言え、戦艦になれるってすごく魅力的に思える。


霞「……それならでも、あたしは必要なんですか? 夢を見るだけなら、あたしは必要ないと思うんですけど」

明石「ふっふっふ。ところがね、この機械のすごいところは他人の夢に入り込めるところにもあるのよ」

霞「他人の夢に? けど、それなら明石さんでもいいじゃないですか」

明石「あたしじゃダメなのよ。上手く説明できないけど、あたしはまだ清霜ちゃんとそこまで仲良くなれてないから、きっと弾かれてしまうわ」

霞「あ、そ。仲が良くないとダメなのね。……じゃああたしも弾かれるんじゃないかしら」

清霜「それは大丈夫だよ! だって、私霞ちゃんのこと大好きだもん!」

明石「うんうん。やっぱり思った通り。……それにね、霞ちゃん」

霞「なんですか」

明石「見たいでしょ? 清霜ちゃんが戦艦になってるとこ」



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