過去ログ - 真姫「西木野☆星空シアター!」凛「二本立てにゃ!」
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39:もしライブ! ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2015/01/05(月) 00:26:30.87 ID:ydwjaO5qo
廊下


真姫(どこか夢心地で…あまり良くない意味での夢心地で)

真姫(足元が覚束無いまま、教室へ戻っている途中)


真姫「…悪い夢でも、見ているようだわ」

真姫「いえ、実際夢のような世界なんだけど…でも、これって…」

真姫「…はぁ」

真姫「ん?あっ…」


真姫(またもや、知った顔に出くわした)

真姫(昨日の私なら、花陽に出会ったあとからの私だったら、そんなことはしなかっただろうけど)

真姫(先ほどの、別人のような穂乃果を見てしまって、どこか混乱に近い状態になっていた私は)

真姫(つい話しかけてしまった)

真姫(大親友であるところの…星空凛に)


真姫「り、凛っ…」


凛「…はいっ?」


真姫「え、あっ…えーっと…。あの、私同じ学年の西木野真姫って言うんだけど…」

凛「西木野、さん?…が、凛になんのようかな?」

真姫「あー…っと、そうね…」

凛「…もしかして、凛のファンかな?凛のダンスに惚れちゃったカンジ?」

真姫「あ…、え、えぇ!そうなのよ!すごいダンスだなぁ、って昨日のPV見て驚いちゃって!」

真姫「あなた一年生なのにA-RISEの後ろで踊れるなんてカッコイイわよね!私…」



凛「あー…、もういいよ。そんなの聞き飽きてるし」

凛「ていうか、ジャマなんだけど。どいてくれない?」



真姫「えっ…」

凛「あのさ、もしかして、凛にお近づきになりたいって子?」

凛「だとしたらゴメンね。凛は自分と同じレベルの子としか付き合わないの」

凛「君、アイドル志望の子じゃないでしょ?そんな意識低い子と話してたら凛がバカになっちゃうじゃん」

凛「だから凛に近づきたかったらせめてアイドル専攻の授業でトップクラスを取ってもらわないとさぁ」

凛「あ、でも君…、よく見るとすっごいかわいい顔してるね!これは点数高いかも?」

凛「凛のパシリくらいになら、お願いしてくれたらしてあげないこともないよー?アハハハハ!!」

真姫「…」



真姫(そう言い残し去っていく背中を)

真姫(知っているはずの、知らない誰かの背中を)

真姫(滅茶苦茶ムカつく事言われてるはずなのに、私は)

真姫(ただ呆然と見送ることしか出来なかった)


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