121: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/17(土) 01:31:21.17 ID:1nOHTwy40
杏子「な、なんだ...!?」
もうもうと立ち昇る煙。
方角は、あたしの教会。
杏子(まさか、火事...!?)
ふと、父さんに魔法少女のことがバレた日のことを思い出す。
あの日、信者たちは教本を燃やして火事を起こそうとしていた。
もしあたしの予想通りなら...!
杏子「母さん、モモ!」
急いで、ただひたすらに急いで木々の間を駆け抜ける。
服が枝に引っかかり、時折皮膚を裂いていくが、気にしている暇はない。
そうして教会に着いた先、あたしを待っていたのは―――
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