140: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/21(水) 01:21:49.32 ID:FXhoow7v0
訪れる沈黙。
やがて、耐え切れなくなったのか、正面の魔女が動き出す。と、同時に左右の魔女も跳びかかってくる。
だが、引き金はまだ引かない。
魔女の槍が私を貫くまであと2メートル。まだよ
あと1メートル。まだまだ...
あと50センチ。もう少し
あと5センチ。いまだっ!
両手のマスケット銃を空中へと投げ、空いた両手で正面からの槍をいなす。
隙が出来た魔女の胸部へと蹴りを放ち、そのまま足場にして宙の銃の元へと跳躍する。
そして、掴んだ銃で、2体の魔女を同時に撃ちぬいた。
だが、撃ちぬいた魔女は幻影で、霧が再び魔女の姿を形成する。
マミ「―――!」
腹部に激しい痛みが走り、口から血が垂れる。
先の一撃が響いているようだ。
動けないことはないが、隙を作ってしまうのは明らかだ。
217Res/115.39 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。