162: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/30(金) 18:09:14.24 ID:vEm2DeH90
――――――――――――――――――――
翌日
工場
163: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/30(金) 18:10:59.67 ID:vEm2DeH90
マミ「......」
マミ(帰り道に反応があったから来たけど...彼らの意識はもうなさそうね。暁美さんを待ってる暇もなさそうだし)
マミ「仕方ない...少々荒っぽいやり方になるけど」
164: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/30(金) 18:11:48.52 ID:vEm2DeH90
―――――――――――――――
結界
水中に浮かんでいるかのような、妙な浮遊感に襲われる空間。
165: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/30(金) 18:13:03.92 ID:vEm2DeH90
魔女の画面に、少女の後ろ姿が映る。
マミ「あっ...」
少女は泣いていた
166: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/30(金) 18:13:51.63 ID:vEm2DeH90
『ねえ...どうしてこんな目に遭わなくちゃいけないの?』
佐倉さんが問いかけてくる。
『あたしは父さんを...みんなを助けたかっただけなのに』
167: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/30(金) 18:15:39.68 ID:vEm2DeH90
画面が砕け、佐倉さんの形をした影が、画面の中へと戻っていく。
どうやら、敵の心に忍びこんで隙をつくり、相手を取り込む能力のようだ。
魔女が、驚いたように私から距離をとる。
168: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/30(金) 18:19:35.24 ID:vEm2DeH90
ドサリ、と魔女が床へと落ちると、私を浮かばせていた力(?)も無くなり、床へと着地する。
マミ「...悪いけど、地獄はもう見飽きたのよ」
両親を見殺しにしたあの日から、何度も傷ついた。何度も死にかけた。何度も失った。何度も悪夢に責められた。何度も...
169: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/30(金) 18:26:20.07 ID:vEm2DeH90
あの後、合流した暁美さんが後始末を引き受けてくれて、私は先に帰ることになった。
マミ「......」
魔力は大して使っていないのに、身体がダルく感じる。
170: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/30(金) 18:26:51.16 ID:vEm2DeH90
まどかの部屋
QB『入ってもいいかい?』
まどか「キュゥべえ?いいよ」
171: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/30(金) 18:28:07.03 ID:vEm2DeH90
QB「まどか。きみは、マミとほむらについてどう思う?」
まどか「どう思うって...」
QB「なんでもいい。好きに感想を言ってくれればいいよ」
217Res/115.39 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。