39: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/06(火) 00:07:16.11 ID:rR0HCfsX0
巴さんが魔女の座っている柱を折り、落ちてきた魔女をマスケット銃で殴りつけ、倒れた魔女の頭を撃ちぬく
ほむら(ここまで、特に抵抗もないわね)
魔女の身体にリボンが絡みつき、上空に持ち上げられる。
40: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/06(火) 00:08:15.36 ID:rR0HCfsX0
シャルロッテ「...!」バタバタ
ほむら「え...?」
マミ「おかしいと思ったわ。どんなに弱い魔女...いえ、使い魔ですら、自分に危機が迫っているなら、なにかしらの抵抗を試みるはずだもの」
41: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/06(火) 00:09:02.69 ID:rR0HCfsX0
病院
まどか「マミさん、ほむらちゃん、大丈夫!?」
マミ「ええ。この通り、ピンピンしてるわ」
42: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/06(火) 00:11:07.25 ID:rR0HCfsX0
************************************
マミさんの弟子にしてもらってから、ひと月ほど経った。
43: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/06(火) 00:11:39.26 ID:rR0HCfsX0
マミ「でも...本当にそうかもね。私達だったらきっと倒せると思うわ」
マミ「もしいつか、本当にワルプルギスの夜がやってくる時が来たら...一緒にこの町を守りましょう」
杏子「うん!」
44: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/06(火) 00:12:52.33 ID:rR0HCfsX0
夜 教会
魔女の反応を感じたあたしは、妹を起こさないようにベッドから飛び起きた。
反応の場所を追うと、そこは見慣れた場所。この教会の大聖堂だった。
45: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/06(火) 00:13:32.39 ID:rR0HCfsX0
信者の一人が、マッチ箱を取り出した。
大量の灯油に火をつけたらどうなるか...そんなこと、考えるまでもない。
杏子「させるかっ!」
46: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/06(火) 00:14:27.68 ID:rR0HCfsX0
魔女が、餌場を荒らされたことに気付き、あたしに攻撃を仕掛けてくる。
杏子「魔女なんかに、こんな場所で好き放題させてたまるかよ」
それに対して、あたしは分身の技、『ロッソ・ファンタズマ』で対抗する。
47: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/06(火) 00:15:22.97 ID:rR0HCfsX0
グリーフシードが床に落ち、魔女の魔力が消え失せた。
杏子「...厄介なもの残されたな」
床に転がる気を失った信者たちと大量の灯油まみれの聖書。
48: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/06(火) 00:16:12.18 ID:rR0HCfsX0
数週間後
マミ「佐倉さん、具合が悪いの?近頃顔色が優れないみたいだけど」
杏子「そう?平気だよ」
49: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/06(火) 00:17:26.92 ID:rR0HCfsX0
杏子「マミさん、前に言ってたよね。『誰かが魔女に憑りつかれて死んでしまったら、きっと悲しむ人がいる』って」
マミ「ええ」
杏子「でもさ、あたしたちが憑りつかれた人の命を救ったとして、それが必ずしも喜ばれる結果になるとは言えないんじゃないかな」
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