43: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/06(火) 00:11:39.26 ID:rR0HCfsX0
マミ「でも...本当にそうかもね。私達だったらきっと倒せると思うわ」
マミ「もしいつか、本当にワルプルギスの夜がやってくる時が来たら...一緒にこの町を守りましょう」
杏子「うん!」
44: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/06(火) 00:12:52.33 ID:rR0HCfsX0
夜 教会
魔女の反応を感じたあたしは、妹を起こさないようにベッドから飛び起きた。
反応の場所を追うと、そこは見慣れた場所。この教会の大聖堂だった。
45: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/06(火) 00:13:32.39 ID:rR0HCfsX0
信者の一人が、マッチ箱を取り出した。
大量の灯油に火をつけたらどうなるか...そんなこと、考えるまでもない。
杏子「させるかっ!」
46: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/06(火) 00:14:27.68 ID:rR0HCfsX0
魔女が、餌場を荒らされたことに気付き、あたしに攻撃を仕掛けてくる。
杏子「魔女なんかに、こんな場所で好き放題させてたまるかよ」
それに対して、あたしは分身の技、『ロッソ・ファンタズマ』で対抗する。
47: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/06(火) 00:15:22.97 ID:rR0HCfsX0
グリーフシードが床に落ち、魔女の魔力が消え失せた。
杏子「...厄介なもの残されたな」
床に転がる気を失った信者たちと大量の灯油まみれの聖書。
48: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/06(火) 00:16:12.18 ID:rR0HCfsX0
数週間後
マミ「佐倉さん、具合が悪いの?近頃顔色が優れないみたいだけど」
杏子「そう?平気だよ」
49: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/06(火) 00:17:26.92 ID:rR0HCfsX0
杏子「マミさん、前に言ってたよね。『誰かが魔女に憑りつかれて死んでしまったら、きっと悲しむ人がいる』って」
マミ「ええ」
杏子「でもさ、あたしたちが憑りつかれた人の命を救ったとして、それが必ずしも喜ばれる結果になるとは言えないんじゃないかな」
50: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/06(火) 00:18:38.71 ID:rR0HCfsX0
―――――――――
現在
ほむら(この周の巴マミは強い。私どころか、佐倉杏子ですら彼女の相手になるか分からない。これが、本来の彼女の力なのかもしれないけど...どちらにしろ、契約も迫らず、尚且つ戦力として十分であるのなら、これほど頼もしいことはないわ)
51: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/06(火) 00:19:25.69 ID:rR0HCfsX0
病院
QB「それが、きみの願いなんだね」
さやか「うん。あたしは、幼馴染の...恭介の腕を治してほしい。本当に叶うんだよね?」
52: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/06(火) 00:20:53.62 ID:rR0HCfsX0
さやか「マミさん...それにほむらも...」
マミ「どうして契約しようと思ったの?」
さやか「...止めないで。あたし、見つけたんです。自分の命を懸けてもいい願い事」
53: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/06(火) 00:21:46.90 ID:rR0HCfsX0
さやか「なん...で...」
マミ「...なら、逆に聞くけれど、あなたはその願いを叶えたことを彼に伝えられる?彼の人生に責任をとれる?」
さやか「え...?」
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